山梨学院パブリシティセンター
● 地域と一体の学園都市に
〜住民・企業・大学連携さかおり倶楽部設立〜
〜年の瀬大クリーン作戦で連帯感を深める〜

山梨学院大学がある甲府市酒折の住民と地元企業、大学が連携して地域を盛り上げようという地域交流ネットワーク「さかおり倶楽部」が設立され、第1弾イベント"さかおり祭り〜年の瀬大クリーン作戦〜"が12月18日に開催された。さかおり倶楽部は、FM甲府や山梨学院が核となり、地域企業や住民に呼び掛け て作られた地域ネット。酒折駅前の山梨学院学生交流館を交流拠点に、地元に住む人、地域で働く人、大学生、留学生らが相互理解を深めて交流し、地域を盛り上げようという試み。第1弾イベントには約300人が集まり、年の瀬大クリーン作戦と銘打って地域のごみ清掃を行った。参加者は午前中4班に分かれて、酒折・善光寺 ・砂田・国玉地区などの道路や歩道のごみを収集して回った。午後からは、学生交流館前広場で音楽ライブやダンスパフォーマンス、ビンゴ大会などが行なわれ、交流の輪を広げるイベントが行われた。


第1弾イベントの「さかおり祭り〜年の瀬大クリーン作戦〜」には、大学生や短大生、留学生、地元企業、住民に加えて、平成25年に山梨で開催される「富士の国やまなし国民文化祭」のマスコットキャラクター"カルチャくん"や、学生交流館1階に開設された「多文化共生センター」の人達ら約300人が参加した。午前中のクリーン作戦は、山梨学院大ホッケー部員・サッカー部員の先導で4班に分かれ、酒折・国玉地区、善光寺地区、横根・和戸地区、砂田地区の道路や歩道のごみを巡回し て清掃を行った。午後からはFM甲府パーソナリティの司会で交流イベントが行われ、音楽ライブやライブペインティング、ダンスパフォーマンス、ビンゴ大会などが開催された。会場には、ご当地グルメとして売り出す予定の「さかおり団子」の実演販売や、留学生による「中国水餃子」、多文化共生センターの「ブラジル料理」 などのブースが設けられ、地域交流・異文化交流の試みが始まった。

さかおり倶楽部事務局長を務めるFM甲府川崎博常務は「始まったばかりだが、酒折は変わったぞと言われるように、地域の様々な立場の人が参加できる仕組みを作って盛り上げたい」と語り、山梨学院里吉達美施設課長は「地域と企業・大学・学生が接触する場を提供することが1番の目的。活動をきっかけに交流の輪がアメーバのように増殖されていくことを願っている」と述べている。山梨トヨペット磯部敏男総務グループリーダーは「当社は地域貢献を社是に掲げており、学生や見ず知らずの人と一緒になって、地域のために交流する機会を設けて頂き大変ありがたい、いろいろな活動に参加し協力していきたい」と話している。

さかおり倶楽部では、構成団体や住民、学生が酒折にまつわる情報を共有するため、ウェブサイトを立ち上げた。サイト内では「酒折マナブ」「横根カエデ」など、地名から取った名前の10キャラクターがフットパスコースを案内する。今後の具体的活動予定は、第2弾として正月2日に箱根駅伝と高校サッカーのパブ リックビューイングを予定している他、第3弾として1月9日に、地域住民と留学生による交流餅つき大会を計画しており、交流活動を活発化させていく。 (M.I)
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