山梨学院パブリシティセンター
山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞表彰式
〜大学・短大をあわせ29名(団体)を表彰〜
〜創立者古屋賞は浅見八瑠奈ら3名が受賞〜

山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞の表彰式が3月14日、キャンパスセンター2階シーズシアターで行われた。「スチューデンツオブザイヤー賞」は、正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、学内外でめざましい活躍を遂げた個人や団体を表彰する制度。平成9年度から始まり、今年度で14回を数える。学 術、文化芸術、スポーツ、資格、社会活動などの部門に分かれ、今年度は大学院から3名、大学から20名と3団体、短期大学からは2名と1団体が選ばれた。今年度は特に、学術や資格取得の分野での受賞が目立ち、文武両道の山梨学院を象徴しているかのようであった。表彰式では、古屋忠彦大学長、赤井住郎短大学長から、受 賞者一人一人に賞状と記念品が授与された。また、この日は、「創立者古屋賞」の受賞者も紹介され、今年度は浅見八瑠奈(柔道)、田中翔太郎(スケート)、久保良太(ホッケー)が選出され、3月15日の卒業式において表彰される。


開式に先立ち、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で犠牲となった方々に対し、黙祷がささげられた。学生センターを代表し、三神正一郎センター長補佐が「先週の地震は、我々の予想を超えた大きな事態になっています。世の中は日々刻々と変化していますが、周りの変化に対応した柔軟な思考とバランス感覚を持った考え方で行動に移すことが重要です」と挨拶した。
 
平成22年度の「スチューデンツオブザイヤー賞」は別表の通り、大学院から3名、大学から20名と3団体、短期大学からは2名と1団体が選ばれた。また、在学中に顕著な活躍で大学の名声を高めた学生に贈られる「創立者古屋賞」の受賞者は、浅見八瑠奈(柔道)、田中翔太郎(スケート)、久保良太(ホッケー )の3名が選出された。この日は、スチューデンツオブザイヤー賞の表彰式が行われ、「創立者古屋賞」については、翌15日の卒業式中で行われる。
 
受賞者はそれぞれ、呼名・紹介され、大学院・大学の受賞者には、古屋忠彦大学長より、短大の受賞者には赤井住郎短大学長より、一人一人に表彰状と記念品が授与された。古屋忠彦大学長は「本年も多くの学園を代表する学生の顕彰ができました。今、ここにいる学生は、各分野において、最も輝いている学生たちでもあります。未曾有の災害のさなか、若者は、若者らしく、夢を失わずに生きていかなければなりません。自分を見失わずに、冷静にこれからの時代を成長していって もらいたい」と述べた。
 
「創立者古屋賞」の受賞者を代表し、浅見八瑠奈さん(現代ビジネス学部4年)は「私は4年間をこの山梨で過ごし、遠く離れたこの土地での生活にはじめは不安を抱いていました。しかし、良き環境のもとで、素晴らしい恩師や友人にも恵まれ、充実した4年間を過ごすことができました。また、日本一になるという目標を胸に山梨学院に入学し、 その目標だけでなく、世界一にもなることができました。この結果の裏には柔道部の西田先生や山部先生はもちろんのこと、多くの先生方のご支援ご理解があったからだと思います。これからも一歩一歩自分の夢に向かって頑張っていきます」と謝辞を述べた。また、「スチューデンツオブザイヤー賞」の受賞者を代表し、川上勝俊さん(社会科学研究科2年)は「多くの仲間とたくさんの先生方のご指導のおかげでこの賞を頂くことができました。私は新潟県の出身で2度の震災に見舞われましたが、新潟県では多くの地域活性化策を行っています。私はそれらを調査する中で「地域で生きる」ことが活性化になるのだと思い、その研究を大学院で行いました。大変難しい研究にな りましたが、多くのご指導を頂き、論文にまとめることができました」と語った。
 
「創立者古屋」「スチューデンツオブザイヤー賞」の受賞者のうち、翌日の卒業式を控えた学生は17名。未曾有の大震災の中で社会が変革する今、彼らを含め、これからの社会に生きる我々には周りの変化に対応できる柔軟な思考、判断が求められる。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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「スチューデンツオブザイヤー賞」受賞者一覧表

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