山梨学院パブリシティセンター
全日本大学サッカー関東予選
〜強化3年目の山学大サッカー部が本戦に参入〜
〜都県代表戦で関東学園大を圧倒し進出決定〜

第35回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選都県代表決定戦が5月14日、埼玉県川越市の尚美学園大サッカーグラウンドで行われ、山梨学院大サッカー部が群馬の関東学園大を大差で下し、創部初の関東ブロック予選出場を決めた。山学大サッカー部は、2009年に強化育成クラブに指定。東 京都大学サッカーリーグに所属、初年度3部優勝、2年度2部優勝、3年目の今年は強豪校がひしめく1部で秋のリーグ戦を戦う。前哨戦の春の東京都サッカートーナメントでベスト4に進出、14日の都県代表決定戦への出場権を獲得した。試合は、山学大が前半20分に牛奥からのパスを塚田が豪快に蹴り込み先制、前半2点、 後半6点の猛攻で関東学園大を8−0の大差で下し、本戦への出場を決めた。関東予選は、18日の関東2部リーグ朝鮮大学校戦が初戦、勝つと関東1部リーグの明治大との対戦となる。
全日本大学サッカーT関東予選予備戦
≪山梨学院大vs関東学園大≫(5/14) 於 尚美学園大グラウンド
○ 山梨学院大 8
前半 2−0
後半 6−0
0 関東学園大 ●
得点 塚田2、唐澤2、橋本、小室、牛奥、O.G、

試合の序盤は、互いにゴール前に迫り、シュートを打ちあう一進一退の攻防だったが、次第に山学が自分たちのサッカーを展開し始めた。DF陣が体を張って相手の攻撃を抑え、攻撃陣はサイドからの攻撃を起点に積極的に攻め上がった。前半20分にFW牛奥徹(2年 VF甲府)からのバックパスをMF塚田大士(4年 韮崎)が豪快に左足で蹴り込み先制、27分に右サイドを突破したFW橋爪勇樹(3年 創造学園)からのボールをFW橋本純希(3年 静岡学園)がスパッと合わせ2−0で前半を折り返した。後半は、山学が一方的に支配する展開になった。きっかけは、開始3分のオウンゴール。左サイドを切れ込んだFW川口和哉(3年 甲府工)の強烈なシュートが相手DFに当たり、そのままインゴール。このプレーの後、関東学園の動きがガクッと悪くなった。31分に、途中出場したFW小室和也(1年 筑陽学園)のパスに反応した塚田がこの日2本目のゴールを決め試合が決まった。このあと、37分に小室、40分にこの日最前線を激しく動き続けた牛奥、44分とロスタイムに終盤途中出場のMF唐澤大夢(1年 VF甲府)が連続得点。緊迫した前半とは全く違う一方的な試合展開となり8−0で山学大が圧勝した。
塚田大士主将は「先週の東農大戦は、個人的にもいいプレーが出来なかった。今週は、勝ちにこだわっていい試合をしようと皆で話し合い、気持ちを一つにして臨んだ。関東リーグを目指しているので、このチャンスを生かすためにしっかり準備して胸を借り、勝ちに行きたい」と語った。塚田雄二監督は「早い時間帯に点を取れて、自分たちのプレーが出来た。前半は、相手も前に前に来て、どっちになるか判らなかったが、3点目で流れが決まった。もう次からはぶつかって行くだけ、自分たちのやってきたことをトライします」と関東を睨んだ。
 
全日本大学サッカートーナメント関東ブロック予選は、関東1部リーグと2部リーグ、それに都県代表を加えた30チームが、A〜Eの5ブロックに分かれ、関東枠5つの全日本大会出場権を争う。山学大はDブロックに入り、同じブロックには明治大・慶応大・朝鮮大学校・法政大がいる。山学大の試合は18日 (水)、法政大城山サッカー場13時50分キックオフで、関東2部リーグの朝鮮大学校と対戦する。この試合に勝利すると、6月1日に関東1部リーグの強豪明治大との対戦となる。いずれも格上の相手、厳しい試合になると思われるが、山学サッカーに失うものは何もない、全力でゴールを狙う。
 
文(M.T) カメラ(平川大雪)
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