
大学日本一を決める学生レスリング界最大のリーグ戦「2011東日本学生レスリングリーグ戦」が、5月17日から20日の日程で、東京駒沢体育館で開幕した。東日本学生リーグは、1部の16校がA、Bの2グループに分かれ8校で総当たり戦を行い、両グループの1位校が最終日最終試合で優勝決定戦を行う4 日間連戦の大学対抗団体戦。山学大はBグループに入り、初日は、神奈川大と明治大の2校と対戦しいずれにも勝利、初日2連勝で発進した。明日の2日目は防衛大と群馬大と対戦する。Bグループのライバルは、3日目に対戦する昨年総合2位の拓殖大と国士舘大の2校と見られる。今年の山学大は、卒業したムジコフ・ボリスの ような絶対的エースはいないが、軽量級の水越智也、中重量級の鈴木友希・金澤勝利・有園拓真を中心に、総合力と団結力でBグループ1位となり優勝決定戦進出を目指す。
1回戦 ≪山学大vs神奈川大≫ (5/17) 於 東京駒沢体育館
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55kg |
60kg |
66kg |
74kg |
84kg |
96kg |
120kg |
山学大 |
水越 |
鴨居 |
後藤 |
バヤラー |
鈴木 |
金澤 |
増田 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
● |
○ |
神奈川大 |
遠藤 |
笹山 |
佐藤 |
長谷川 |
松林 |
入江 |
古川 |
山学大6勝1敗勝利。
大会1日目の1回戦、山学大の布陣は、55s級水越智也(3年 霞ヶ浦)、60s級高橋功紀(3年 明桜)、66s級後藤圭吾(4年、岐南工)、74s級レンチン・オチル・バヤラー(2年 モンゴル)、84s級鈴木友希(3年、八戸工大第一)、96s級金澤勝利(3年、種市) 、120s級増田拓也(4年 佐倉南)の7人で臨んだ。
96s級金澤の相手神大の入江泰久は、先日行われた明治杯全日本選抜選手権準優勝者。第1ピリオドにバックを取られ、第2Pは両者ポイントなしボールピックアップ守りの体勢で守りきれず敗れた。その他の選手は順当に勝利を収めた。
2回戦 ≪山学大vs明治大≫ (5/17) 於 東京駒沢体育館
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55kg |
60kg |
66kg |
74kg |
84kg |
96kg |
120kg |
山学大 |
水越 |
高橋 |
後藤 |
バヤラー |
中村 |
有園 |
増田 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
● |
○ |
○ |
明治大 |
鈴木 |
奥村 |
笠岡 |
相沢 |
徳山 |
松本 |
渡邊 |
山学大6勝1敗勝利。
2回戦の布陣は、55s級水越智也(3年 霞ヶ浦)、60s級高橋功紀(3年 明桜)、66s級後藤佳吾(4年、岐南工)、74s級レンチン・オチル・バヤラー(2年 モンゴル)、84s級中村風太(2年、佐倉南)、96s級有薗拓真(4年、育英)、120s級増田拓也(4年 佐倉南)の7人で臨んだ。
84s級中村の相手徳山利範は、大学選手権3位・天皇杯ベスト8の実力者、中村は善戦したが及ばなかった。その他の選手は順当に勝利を収めた。
高田裕司監督がアジア選手権出張のため、小幡邦彦コーチが初めてリーグ戦の指揮を取った。
小幡邦彦コーチは「最初はやや固くなっていたが、全員が良く動けていた。明日からが勝負、怪我なく乗り越えて、ライバルの拓大・国士舘大と対戦する3日目につなげたい」と2日目を睨んだ。明日18日午後2時から防衛大と3回戦、午後4時から群馬大と4回戦を戦う、風林火山魂で開幕4連勝を勝ち取る 。
文(M.T) カメラ(平川大雪)
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