山梨学院大学附属高等学校生徒会は7月8日、同校校庭で第93回全国高等学校野球選手権山梨大会に出場する野球部の壮行会を行った。吹奏楽部の演奏とチアリーダー部のチアダンスで、野球部員51名(選手48名、マネジャー3名)が元気よく入場。鶴田真一朗生徒会長(3年)は「選手の皆さんは、日頃の練習の成果を発揮し、良い結果が得られるよう頑張ってください。これから辛く厳しい戦いが始まりますが、全校生徒も一丸となり精一杯応援し皆さんと共に戦います」と激励。野球部の必勝を祈念して、生徒会の中澤穂菜美さん(2年)が生徒全員で折った千羽鶴を田口蒔人主将 (3年)に、神宮寺千里さん(3年)から花束を丸山陵司副主将(3年)に手渡した。2年ぶり5度目の出場を目指す田口蒔人主将は「この大会のために一生懸命練習してきました。みんなの期待に添うよう頑張ります。暑いと思いますが応援よろしくお願いします」と決意を述べた。応援委員会の浅川莉央さん(1年)のリードで全校生徒約1000名がエールを送り、校歌と応援歌で選手を激励した。
■古屋忠彦校長は「甲子園は夏の晴れ舞台。勝利至上主義だが、勝つことだけが全てではない。部員の数を誇る、元気を誇る、結果を誇るなど、色々な時期があった。今の野球部は精鋭を誇る時期。全校の期待を胸に、自分たちの絶対値を信じ、結果を恐れずに精一杯力を出し切って、前に向かって一戦必勝で頑張ってもらいたい」と挨拶。
■応援委員会の山形成貴委員長(3年)は「応援委員は、野球部の最高のパフォーマンスが見られるように、全校生徒と力の限り応援したい」と力強く述べた。
■吹奏楽部の芹澤康帆部長(3年)は「92名、相手の応援に絶対に負けないように、大きい音を出して、少しでも選手の力になれるように、精一杯力を込めて頑張りたい」とはつらつとした声で述べた。
■チアリーダー部の萩原紀恵部長(3年)は「32名、笑顔で大きい声で、全校生徒を盛り上げ、選手の力になれるように頑張りたい」と笑顔で語った。
■内藤ゆかりマネジャー(3年)は「凄く緊張しています。絶対、今年は甲子園に行きたいので、マネジャー3人もグラウンドに立って戦っている思いで、全力で選手をサポートして行きたい」と決意を述べた。
■田口蒔人主将は「初戦が大事なので、まずは初戦に集中していき、リズムに乗りチームの総合力で勝ち進んで行きたい。大会では自分たちの出来ることを精一杯やるだけ」と闘志を覗かせた。
■須田喜照監督は「11日が初戦、この大会に向けて選手と共にやるべきことはやってきた。大会では選手が戦いやすい環境づくりをし、選手の長所を引き出して戦いたい。トーナメントなので、一戦一戦、積み重ね、5回勝ち、甲子園出場を決めたい」と抱負を語った。
文(H.K)、カメラ(平川大雪)
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