山梨学院パブリシティセンター
平成23年度春季山梨学院学生チャレンジ制度
 〜学生の知的好奇心を大学側が全面的に支援〜
 〜食や栄養に関する企画など11件を認定〜

平成23年度春季山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式が7月8日、大学キャンパス内のシーズシアターで行われた。この制度は、学生の知的好奇心やチャレンジ精神に大学が経済面などで全面的に支援する制度で、平成7年に発足し、平成15年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも選定された。今年度春季は大学・短期大学から12件の企画の応募があり、選考委員会による審査を経て食や栄養に関する企画など11件を認定。企画は春・秋の年2回受け付けており、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査される。授与式では各認定団体の関係者や指導教員が出席し、選考委員長の込山芳行学生センター長から認定企画団体の代表者11人に認定書が授与された。認定団体を代表し江藤ゼミ3年の清水千尋さんは「今回、様々な分野で11件の認定を受けました。分野は異なりますが、各団体目標を達成できるよう精一杯努力したいと思います」と企画の成功に向け、決意表明を行った。


山梨学院学生チャレンジ制度は、平成7年に発足し"行動する学生"の意欲を全面的に支援する山梨学院独自の制度。この制度は「学生の課外活動を通じて得られる自主的な探究心と積極的な行動力の涵養」を目的に実施され、平成15年度には文部科学省による「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。「こんなことに挑戦したい!」という企画を文書にして大学に提出すると、応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給される。応募は春と秋の年2回行われ、選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価される。今年度春季は大学・短大から12件の企画の応募があり、審査の結果以下の11件の企画が認定された。
 
1.団体名「込山ゼミ4年、今井ゼミ4年、金ゼミ4年」(72人)
企画テーマ「就職に必要な5つのステップ講座の開催」
企画概要「就職活動を進める上で必要な知識や能力をプロのコンサルタントを講師に迎え習得し、社会に真に求められる人材を目指す」
 
2.団体名「江藤ゼミナール」(5人)
企画テーマ「高校生が日本を変える」
企画概要「若い世代の視点から政治を捉え、地域の高校生たちが民主主義を支えるための知識を学ぶ勉強会を開催する」
 
3.団体名「藤原ゼミナール」(13人)
企画テーマ「Boss Clubチャリティー」
企画概要「東日本大震災で被害に遭われた方々へのチャリティー支援として学生が気軽に購入できるファストフードを販売し、被災地を応援する」
 
4.団体名「今井ゼミナール」(15人)
企画テーマ「アルテア七夕まつり」
企画概要「アルテア七夕まつりにおいて、ゆかたで来場した方々に対し様々なサービスを企画し実行した」
 
5.団体名「健康栄養学部管理栄養学科2年」(42人)
企画テーマ「大学生の健康づくりを推進しよう」
企画概要「健康栄養学部以外の学生に対して、健康や栄養の専門的な知識を提供し大学生の健康づくりを推進する」
 
6.団体名「健康栄養学部管理栄養学科1年」(44人)
企画テーマ「山梨を中心とする中部地方の「食」産業と郷土食」
企画概要「山梨県を中心とした中部地方の食産業の現状と郷土色の情報を収集し、食育推進活動や地産地消運動に活用する」
 
7.団体名「山梨の健康を守り隊」(6人)
企画テーマ「〜伝えようふるさとの味 広げよう健康の輪〜」
企画概要「糖尿病教室を開催し食育ボランティアを行うとともに地域のまつりやコンテストに積極的に参加し新しいふるさとの味を作り、伝えていく」
 
8.団体名「岡本ゼミナール」(6人)
企画テーマ「高齢者の健康増進に役立つ運動器具の開発と普及・使用のための講習会の開催」
企画概要「高齢者や生活習慣病が心配される中年者、また激しい運動ができないスポーツ選手に役立つ運動器具の開発を行う」
 
9.団体名「お菓子屋☆探検隊」(9人)
企画テーマ「Yummy Great Unfogettably Sweets 〜広げよう山梨の特産品を使ったオリジナルスイーツ作り〜」
企画概要「山梨特産のフルーツや野菜を使用したオリジナルスイーツを製作・販売し山梨の特産品の更なるPRを行う」
 
10.団体名「食物栄養科フードクリエイトコース1年」(28人)
企画テーマ「It's cake show time! 〜フードクリエイトコース28人の挑戦〜」
企画概要「学習成果の力試しとして今年10月に開催される山梨ケーキショーに作品を出品し、フードクリエイトコースの知名度を向上させる」
 
11.団体名「食品開発研究サークル」(6人)
企画テーマ「YGJC食品開発研究所。 人々を幸せにする開発をめざして」
企画概要「山梨で生産される食材の理解を深め、地域の農産物を活用した付加価値の高い製品の開発を行う」   

認定書授与式は、企画認定団体の関係者や指導教員などが出席し、キャンパスセンター棟2F・シーズシアターで挙行された。選考委員長の込山芳行学生センター長は「学生チャレンジ制度は今年で16年目を迎えます。今年も学生の皆さんが工夫を凝らして中身のある企画がたくさんありました。認定された団体の皆さんには改めて激励のエールを送りたいと思います」と語り活躍を期待した。認定団体を代表して江藤ゼミの政治行政学科行政学科3年の清水千尋さんが「私たち江藤ゼミ有志では"高校生が日本を変える"というテーマの下、高校生に民主主義を伝えるための勉強会を行いたいと考えています。その勉強会に向けて私たちは、自分たちの知識を深めるとともに、その教えるという経験を活かして今後の勉強に活かしたいと考えています。今回、様々な分野で11件の認定を受けました。分野は異なりますが、各団体目標を達成できるよう精一杯努力したいと思います」と決意表明した。認定団体の一つ、スポーツ栄養学を学ぶ短大食物栄養科岡本ゼミナールは「高齢者やリハビリ中のスポーツ選手が手軽に筋力強化ができる運動用具を開発します。第一弾として、山梨県の間伐材を用いたステップ台の開発を行いたいと思います。将来的には、開発した運動器具を山梨学院のアスリートにも使ってもらい競技力の向上に役立てればと思っています」と取材に答えた。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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