
山梨学院高校で7月22日、インターハイや全国高校ゴルフ選手などの全国大会に出場するスポーツ11部門・文化1部門の山梨県代表選手激励壮行会が行なわれた。スポーツ部門はインターハイ団体競技のサッカー・ホッケー・ソフトボール、インターハイ個人競技の空手・水泳・陸上・体操・新体操と全国高校ゴルフ選手 権および全国高校レスリング選手権に出場する合計11部門。文化部門は、全国総文祭と高校将棋竜王戦全国大会に出場する将棋の上田裕典選手。合計12部門の73選手が、この夏、青春の情熱を胸に全国に挑戦する。壮行会は一学期終業式に合わせて行われ、出場選手全員に花束が贈られた。選手を代表しソフトボール部清水琴 乃主将が「感謝の気持ちを忘れずに、全力でプレーしてきます」と健闘を誓った。袴姿の女子応援団長のリードで、全校生徒が校歌を斉唱、「フレーフレー ヤ・マ・ガ・ク」とエールを贈り、拍手と笑顔で選手を送り出した。
壮行会は、1学期終業式に先立って体育館で行われた。生徒を代表し
鶴田真一朗生徒会長が「全国大会に出場する選手は、気持ちを引き締めて大会に臨んでください」と激励、
ソフトボール部清水琴乃主将が「全国大会では、感謝の気持ちを忘れずに、応援してくれる皆の声援を力に、一戦一戦全力でプレーしてきます」と健闘を誓った。応援委員会の浅川莉央さん(英語科1年)が袴姿でリードして全校生徒が出場選手全員にエールを送った。なお、
浅川莉央さんは、壮行会直後の特別表彰式で「山梨県英語弁論大会最優秀賞」「関東甲信越英語弁論大会優秀賞」受賞の栄誉を称えられた。
今年のインターハイは「2011熱戦再来北東北総体」の愛称で、7月28日から8月20日の間、青森・秋田・岩手および宮城で競技ごとに分散開催される。また全国高校総文祭は「ふくしま総文」として福島県内8市で8月3日から7日の日程で開催される。インターハイに6年連続出場するソフトボール部の初戦の対戦相手は新潟商業と決まった、初戦を突破して波に乗り、ベスト16以上を目指す。2年連続3度目出場のサッカー部の対戦相手は、 大阪第1代表の桃山学院、強豪校を連破して選手権に続くインターハイ初優勝、二冠を目指す。4年連続出場のホッケー部の対戦相手は、鳥取代表の八頭高校と決まった。
インターハイに出場するホッケー部の河村圭主将は「去年がベスト16だったので、今年はベスト8が目標です。まず1回戦の八頭高に勝利し、自分たちのプレーで上を目指します」と話し、全員が真っ黒に焼けた顔でこぶしを突き上げた。全国高校総文祭・全国高校将棋竜王戦・アマ名人戦の三つの全国大会に出場する上田裕典選手は自己最高のベスト8以上を目指す。
今年は、ゴルフ部女子が創部初の団体戦に挑む。6月の関東大会で団体3位と健闘、8月2日から三重県白山ヴィレッジゴルフコースで開催される全国高校ゴルフ選手権に団体戦と個人戦の両方に出場する。出場するのは、
写真左から堀内明莉・熊谷かほ・河野美桜・橋添香の4選手、
橋添香主将は「去年までは一人で出場していました。1年生が3人入ってくれて、レベルの高い関東で3位に入り、団体出場できることになりました。最後まであきらめないでプレーして優勝を目指します、皆の力を合わせれば遠くないです」とゴルフ一家育ちの主将は団体初出場初優勝を胸に大会に臨む。
今年のインターハイ・テーマは"北の空 君に無限の可能性"、青春の情熱を部活に注いで来た3年生の多くは、この夏が終わると部活を卒業する。完全燃焼の夏にしてほしい、そして、秋からは無限の可能性を秘めた自分探しの道を歩み始めてほしい。"3年最後の夏"に精一杯のエール。
文(M.I) カメラ(平川大雪)
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