
山梨学院大学附属高等学校は8月1日、甲府市の山梨学院砂田球場で2年ぶり5度目の出場を決めた野球部の第93回全国高等学校野球選手権大会出発式を行った。学校を代表して
川手佳彦副校長が「甲子園は皆の憧れの場所。甲子園には魔物が棲んでいると言われますが、県への報告会で田口主将が『心で燃えて、頭は冷静に』と言った通り、驕り高ぶることなく等身大で戦ってください。また、大震災に遭われた方々に勇気と感動を持って頂けるようなプレーで、一戦一戦頑張ってください」と挨拶。
菅原茂後援会長は「私たち応援団の力で、甲子園の魔物を蹴散らすとともに、勝利の女神が山梨学院に微笑んでくれるように頑張ります。皆さんは、甲子園で思う存分暴れてください」と激励。引率責任者の
田中信幸野球部長が「部員たちは甲子園出場という夢を達成しました。今は、須田喜照監督のもと、新たな決意を胸に甲子園に出発します。健康と安全に留意しながら、山梨代表として恥ずかしくないように努めて参りたいと思います」と挨拶。
田口蒔人主将は「甲子園では、山梨県の代表としての責任を持ち、選手全員が全力で頑張ってきます」と決意を表明した。部長、監督、コーチ、野球部員(51名)は、学校や後援会関係者ら約30名が見送る中、バスなどに分乗し甲子園に向けて元気よく出発した。
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◆部長、監督、コーチ、野球部員(51名)は、午後7時に指定の宿となる大阪の『新大阪江坂 東急イン』へ無事に到着した。山梨学院は明日、午前8時にホテルを出発し、午前9時までに兵庫県の甲子園球場に入り、投手のメディカルチェックのあと、午前10時半から甲子園練習を30分間行う。また、午後2時からは兵庫県の伊丹スポーツセンターの野球場で現地練習を午後4時まで行う予定。文(H.K)、カメラ(平川大雪)
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