山梨学院パブリシティセンター
第93回全国高等学校野球選手権大会帰校式
〜副校長『甲子園で涙した思いは人生を後押しする』〜
〜主将『応援感謝3年引退 新チームに思い繋げる』〜

山梨学院大学附属高等学校は8月8日、甲府市の山梨学院芙蓉ホールで2年ぶり5度目の出場を果たした野球部の第93回全国高等学校野球選手権大会帰校式を行った。山梨学院野球部は7日(大会2日第4試合)、八幡商の初戦で健闘したものの1対8で負けた翌日、大阪府の宿(新大阪江坂東急イン)を午前10時にバスで出発。午後5時30分に山梨学院高校中庭に後援会や保護者会、学校関係者が向かえる中を無事に帰校した。バスから選手が降りると迎える関係者から「お疲れさま」と労いの言葉と拍手がわき起こった。帰校式では学校を代表して川手佳彦副校長が「3年生の皆さんには心からありがとうと言いたい。甲子園で涙した思いは3年生の人生を後押ししてくれる。2年生・1年生には、この思いを秋に繋げてもらいたい」と労った。田口蒔人主将は「今まで応援をありがとうございました。1年生・2年生は、これから秋に向けて、小林(義弘=新主将)、坂上(泰斗=新副主将)、加藤(久也=新副主将)を中心に頑張ってください」とお礼と新チームへ思いを繋いだ。式終了後、夏の大会で引退する3年生が紹介され、野球部員や参加した人たちから盛大な拍手が送られていた。
川手佳彦副校長労いの言葉
□「野球部の皆さんお疲れさまでした。吹奏楽部(約100名)はコンクールがあったために応援参加できなかったことを悔やみ悩んでいました。甲子園は魔物が棲んでいると言われる大舞台、だが現に実力が発揮できなかったことを謙虚に受け止めてもらいたい。しかしながら、3年生の皆さんには心からありがとうと言いたい。甲子園で涙した思いは3年生の人生を後押ししてくれる。2年生・1年生には、この思いを秋に繋げてもらいたい」と労った。菅原茂後援会長は「ご苦労様でした。若干、音(吹奏楽)がなく応援団は前回より少なめではありましたが、皆さんのプレーが脳裏に焼きつくほど精一杯応援しました。選手の皆さんには、甲子園で得た教訓や今日まで培った技術を後輩に継承していただき、山梨学院が来年そして再来年と出場していただき、最終には全国制覇を目指してもらいたい」と労いと期待を込めた。
◆引率責任者の田中信幸野球部長帰校挨拶
□「結果はご覧の通りでした。多くの関係者に応援いただきありがとうございました。3年生が苦しい所(優勝候補圏外)から山梨の頂点を目指したことを考えると良くやったと思います。また、甲子園では技術だけで通用しないことだとか様々なことを学びました。指導者は紳士に受け止めて、それを生かし、後輩を指導して行きたいと思います。この3年生の業績・足跡を一つの踏み台にして、ステップアップさせて行きたい」と帰校の挨拶を述べた。
須田喜照監督t帰校謝辞
□「甲子園では思うような結果は出ませんでしが、野球部員は夏の大会(甲子園)まで田口主将を中心に良く苦しいことを我慢してやってくれました。このことは監督として誇りに思います。これからは、関係者や応援してくれた全ての人に感謝の気持ちを持ちながら、山梨県の高校野球のレベルを上げるという気概を持ち、また、甲子園で勝てるチームづくりをしたいと思います。そのために、前へ前へ進んで行きたい」と謝辞を述べた。
田口蒔人主将帰校謝辞
□「今まで応援をありがとうございました。3年生はこれで野球部を引退しますが、後輩の見本となるように残りの寮生活を送って行きたいと思います。1年生・2年生は、これから秋に向けて、小林(義弘=新主将)、坂上(泰斗=新副主将)、加藤(久也=新副主将)を中心に頑張ってください」とお礼と新チームへ思いを繋いだ。
■野球部は引退となる3年生を除き、明日から練習に入り13日・14の両日に行われる秋季関東大会甲府北地区シード大会に備え、夏・春の連続甲子園出場を目指す。
文(H.K)、カメラ(平川大雪)
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