山梨学院パブリシティセンター
山梨学院大女子テニス部
〜苦難のシーズンを乗り越え1部残留を果たす〜
〜入れ替え戦で青山学院大との激闘を制す〜

平成23年度関東大学テニスリーグ女子1部2部入れ替え戦が9月25日、山梨学院横根テニス場で行われた。1部5位の山梨学院大と2部2位の青山学院大が対戦、午前中に行われたダブルス戦は1勝1敗、勝敗の行方は午後からのシングルス戦5試合に委ねられた。最初のS3・S4・S5の3試合が同時進行で行われ、松田・奥田・下道の3人が激しい戦いの末に揃って勝利を飾り、この段階で山学大の1部残留が確定した。直後に行われたS1・S2は1勝1敗、最終結果は山学大5−2青学大となった。山梨学院大女子テニス部は創部わずか6年だが、最短の4年で関東リーグ1部に駆け上がり、来年度も3年連続1部校として学生テニス界最高峰リーグで戦うことになった。
関東大学テニスリーグは、9月7日から15日までの8日間に1部の6校が各5試合を戦う短期決戦。山梨学院大女子テニス部は、創部わずか4年で1部に昇格、5年目の昨年は強豪校と互角に戦い4位となった。6年目の今年は2年連続1部校として戦ったが、非常に厳しい苦難のリーグ戦となった。初戦の慶応大に3−4で惜敗、専修大と早稲田大には大敗、駒沢大には4−3で辛勝したが、最終戦の亜細亜大に大差で敗れ5位に終わった。1部2部入れ替え戦のコート選択権は1部校にあり、2部2位の青学大をホームの横根テニス場に向かえて入れ替え戦を行った。

「関東大学テニスリーグ1部2部入れ替え戦 山学大VS青学大戦≫(9/25) 於 山梨学院横根テニス場

  山梨学院大   青山学院大
勝敗 D1−1
S4−1
D1 小泉嬉子・田村実里
×
2-6,2-6 降籏有沙・山下ちなみ
D2 奥田なる美・下道愛里紗
6-3,(4)6-7,6-2 金山希以・原谷美冴
×
S1 田村 実里
×
1-6,2-6 降籏 有沙
S2 岡田 優里
6-1,3-6,7-5 山下ちなみ
×
S3 松田 望実
6-4,7-5 原谷 美冴
×
S4 奥田なる美
6-4,6-2 内藤早紀子
×
S5 下道愛里紗
6-2,6-2 鳰川 歩
×

今年の山学大主将は新井夏未(4年 足利南)、出場メンバーは奥田なる美(4年 堀越)、小泉嬉子(3年 宮崎商)、松田望実(3年 鳥取中央育英)、中島由佳梨(3年 八代白百合)、田村実里(2年 弥栄)、岡田優里(1年 四日市商)、下道愛里紗(1年 仁愛女子)、後藤奏子(1年 秀明八千代)を主力に戦った。リーグ戦5位で終わった時、選手の気持ちはバラバラになりかけた。主将の新井夏未は全員を集めて「不平や不満を全部口に出して、学年関係なく言いたいことを言い合おう」と呼びかけてミーティングを行った。不満を吐き出し、悔しさをぶつけあった部員たちは、そこでもう一度心を一つにすることが出来た。相手の青学大チームを研究し、気持ちは熱く心は冷静に入れ替え戦に臨んだ。午前9時に始まった試合がすべて終わったのは午後6時過ぎ、ナイター照明の下で両大学のエールの交換が行なわれ、横根テニス場は勝利の喜びに包まれた。

テニス部部長萩下峰一教授は「はらはらドキドキしたが、全員が力を全部出して頑張ってくれた」と選手の健闘を称え、カレッジスポーツセンター津金毅事務長は「チームが一丸となっていることが良く伝わってきた。スポーツは力だけでは勝てない、一丸となったから乗り越えることが出来た」と全員の団結を称えた。富岡好平監督は「本当によく頑張ってくれた、来年は(リーグ戦1位・2位校に出場権が与えられる)王座を目指そう」と言葉を結んだ。取材の質問に新井夏未主将は「リーグ戦で苦しんだ3年生の松田が最期の試合で1-4から7−5にしてチームの勝利を決めてくれた。先輩たちが築いてくれたものを自分たちの代で落とさずに良かった。来年は3年生を中心に王座に進出してほしい」と目を潤ませ、笑顔に変わった。三好勲コーチは「戦力を比較すると個人個人の力は、相手の青学大の方が上だった。ホームコートで戦えるアドバンテージを活かす作戦を考え、選手が指示に良く応えてくれた。来年はもっと勝負できる年になる、気合を入れて頑張りたい」と振り返り、飛躍を誓った。

文 カメラ(M.T)
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