山梨学院パブリシティセンター
イタリアフェアー「アルプスのローマ」展
 〜ヴァッレ・ダオスタ自治州の写真展と食材展〜
 〜キャンパスにアルプスの歴史や文化の風漂う〜

10月5日から30日まで山梨学院大学でイタリアフェアー「アルプスのローマ」ヴァッレ・ダオスタ自治州写真展とイタリアの食材展が開催されている。山梨学院大学は2009年2月にイタリア最北端のヴァッレ・ダオスタ自治州にある州立アオスタ大学との間で学術交流協定を結び、相互の学生間交流を実施している。ヴァッレ・ダオスタ自治州はイタリアで最も小さな州で、ヨーロッパ最高峰のモンブランやマッターホルン、モンテ・ローザなど4000m級の山々に囲まれている。また、州都アオスタは、初代ローマ皇帝アウグストゥスによって造成され、紀元前3000年頃から繁栄し、現存する重厚な遺跡から「アルプスのローマ」と呼ばれている。10月5日にはオープニングセレモニーやヴァッレ・ダオスタ自治州政府観光局によるプレゼンテーションが行われ、歴史や風土、文化などが紹介された。
オープンを前に今回の企画の調整役を務める山梨学院大学法学部の上條 醇教授から趣旨説明が行われた。トリノ冬季五輪の3年前に練習拠点を探していた当時の日本ナショナルチームの監督だった山学大スケート部の川上隆史監督がヴァッレ・ダオスタ自治州を訪れ、交流が始まったのを契機に州立アオスタ大学と2009年2月に学術交流協定を締結。今までに法学部の上條ゼミを中心とした学生らがアオスタ大学を訪問し交流を行っている。   
今回のフェアは、ヴァッレ・ダオスタ自治州政府観光局の協力で開催され、期間中、ヴァッレ・ダオスタ自治州専属カメラマンの北村禧抒氏による写真展や現地のワインやチーズなどの食材展が行われる。オープニングセレモニーでは、ナポレオン軍のユニホーム(軍服)を意識してデザインされたという民族衣装も披露され、出席者らは普段目にすることのない、異国文化あふれる衣装をケータイのカメラなどで撮影していた。
また、山梨学院広報スタジオでは、ヴァッレ・ダオスタ自治州政府観光局の杉山武史氏による、歴史や風土、文化などを紹介するプレゼンテーションも行われた。さらに特産のワインやチーズ、ハムなどの食材も紹介され、出席者らは、キャンパスに漂う「アルプスのローマ」の歴史や文化を堪能していた。
 
イタリアフェアー「アルプスのローマ」写真展と食材展は、10月30日まで山梨学院クリスタルタワー1階エフエム甲府ギャラリーで開催されている。
文・カメラ(Y.Y)
アルバムはこちら
Copyright (C) 2011 YGUPC. All Rights Reserved.