山梨学院パブリシティセンター
関甲新学生野球秋季リーグ戦 最終節
〜第2戦はチャンスで打てず延長戦で敗れる〜
〜関東学園大戦1勝1敗で17日に最終決戦〜

関甲新学生野球2011秋季リーグ戦は10月16日、群馬県伊勢崎市の上武大学野球場で第7節(最終節)第2戦を行った。山梨学院大は、午前9時半からの第1試合で関東学園大と対戦した。試合は、関東学園大が5回表に山学大の先発穴田真太郎から3点を奪い先制、山学大は6回裏に3点を奪い返し試合を振り出しに戻した。この日の山学ナインは、再三のチャンスであと一本が出なかった。特に9回裏と10回裏は、塁上をランナーで埋めながら、関東学園の先発192cmの長身右腕佐々木啓介とリリーフの技巧派今辰己を打ち崩すことが出来なかった。同点の7回表から必勝を期してマウンドに2連投のエース高梨裕稔を送り込んだが擁護出来ず、逆に高梨が延長11回表に3点を奪われて敗れた。第2試合は、白鴎大が上武大に雪辱、白鴎大の優勝が確定した。山学大は明日17日に2位の座と関東大会出場権を賭けて第3戦を戦う。


関甲新学生野球秋季リーグ第7節第2戦(10/16) 於上武大学野球場

関東学園大
0
0
0
0
3
0

1
3
6
山梨学院大
0
0
0
0
3
0
0
0
3

〈バッテリー〉山学大−穴田・村山・高梨―田中、関学大−佐々木・今―小林、
〈三塁打〉田中、〈二塁打〉田中2、鈴木(関学)

山学大は、再三チャンスを作りながら ことごとくあと1本が出なかった。1回裏の1死2・3塁、4回裏2死3塁の先制機に1本が出なかった。3点を奪われたあとの6回裏に7番田中貴也(1年 八重山商工)の3塁打と代打飯島亮(4年 山梨学院高)の犠牲フライで同点としたが、あとが悪すぎた。9回裏に1死満塁・10回裏に2死満塁と2度もサヨナラの場面を作りながら、2度ともあと1本が出なかった。チャンスで打てなかった末にエースが打たれて敗れた。試合後、選手に対し高橋一三監督は「今日の負けで(自力での優勝・関東大会出場はなくなり、明日の自他チームの結果次第)他力本願になってしまったが、なんとしても勝つしかない」と奮起を促し、伊藤彰コーチは「勝たなければいけない試合で勝てなかった。可能性はゼロではない。しかし、勝たなければゼロだ。明日に向けてしっかり準備しよう」と選手の気持ちを引き締め、力石昭仁主将は「明日勝たなければこれまでやってきたことの意味がなくなる。気持ちを入れ替えて臨もう」とナインの心を鼓舞した。
第2試合は白鴎大が3−2で上武大に雪辱、この時点で優勝は白鴎大と決定した。明日17日に白鴎大対上武大の第3戦(第1試合)、山梨学院大対関東学園大の第3戦(第2試合)が、同じ上武大野球場で行われる。山学大と上武大が2位の座と関東大会の出場権を争うことになった。山学大が勝ち、上武大が敗れると山学大が2位。両チームとも揃って勝つか負けると、次週に関東大会2位出場を賭けたプレイオフとなる。
文(M.T) カメラ(平川大雪)
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