山梨学院パブリシティセンター
関東大学ラグビーリーグ戦 最終戦
〜山学大は2部リーグ2位で1部入れ替え戦出場〜
〜1部7位の中央大と12月11日に昇格決戦〜

関東大学リーグ戦グループ2部最終戦が11月27日、埼玉・熊谷ラグビー場Bグラウンドで行なわれた。ともに6勝0敗の山梨学院大と立正大が優勝を賭けて全勝対決した。山学大は開始早々の前半1分に敵陣22mライン付近でペナルティーを獲得、プレスキッカーのティモシー・ラファエルがゴールを決めて先制した。立正大に1トライを許した直後の前半23分に、敵陣深くのマイボールラインアウトから、モールを形成して一気に押し込みスクラムトライを決めて逆転、前半を15―12とリードして折り返した。しかし、後半は、2人の外国人留学生を中心に、激しく攻め込んでくる立正大の突破力と展開力に防戦一方となった。最終的には15−57と引き離されて敗れ、6勝1敗の2位となった 。昨年に続き2年連続2部2位として1部2部入れ替え戦に出場する。対戦相手は1部7位の中央大、12月11日熊谷ラグビー場、8年ぶりの1部復帰を胸に、フィフティーンは昇格決戦に向かう。
[詳しくは]
今シーズンの山学大ラグビー部は、9月25日の開幕戦で玉川大に大勝して発進、第2戦の白鴎大、第3戦朝鮮大、第4戦東洋大、第5戦埼玉工大、第6戦専修大、いずれの戦いにも勝利し6勝0敗で最終戦の立正大戦に挑んだ。

平成23年度関東大学リーグ戦グループ2部 最終戦
山梨学院大vs立正大 (11/27) 於 熊谷ラグビー場
山梨学院大 ●
15
前半15−12
後半 0−45
57
○ 立正大

山学大は開始早々の前半1分に敵陣22m付近中央寄りでペナルティーを獲得、プレスキッカーの12番ティモシー・ラファエル(2年 ニュージーランド)がゴールを決めて先制した。立正大に1トライを許した直後の前半23分に、敵陣深くのマイボールラインアウトから、モールを形成して一気に押し込み、2番新井幸輝(4年 市立船橋)が押さえてスクラムトライで逆転、前半を15―12とリードして折り返した。しかし、後半開始早々に山学陣22mライン付近からボールを回されて逆転のトライを許し、流れが変わった。立正大はボールを素早く回し、倒されてもボールを次々につなぐ展開ラグビーで、連続して山学DF陣を突破した。山学大は立正大の突破力とその圧力に屈し後半7トライを許し敗退した。試合後、岡部勇哉主将は泣きながらフィフティーンに訴えた「本当に悔しい、前半あれだけ止められたのに、後半気持ちで負けた。もっと体を張れたはずだ、俺らのラグビーを貫けなかった。今日の負けを意味のないものにしてはもったいない。入れ替え戦もタフな試合になる絶対気持ちを切らさずに勝とう」と声を振り絞った。吉田浩二監督は選手に対し「前半は普段通り出来た、ただ前半最後のチャンスでもう1トライ取っていれば勝ち切れた。後半は相手のリアクションに一歩遅れた。あと2週間しっかり練習しよう、岡部の涙を無駄にするな」と沈んだ選手の気持ちを鼓舞した。
入れ替え戦は、12月11日(日)熊谷ラグビー場Aグラウンド12:00キックオフで開始される。山学大ラグビー部は、気持ちを切り替え、全力で1部昇格に向かう。 
文(M.I) カメラ(平川大雪)
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