山梨学院パブリシティセンター
平成24年度山梨学院辞令交付式
〜全教職員が一堂に会し、新年度運営方針を確認〜
〜理事長賞は江藤俊昭、寺本祐治、星野武男の3氏〜

学校法人山梨学院は4月2日、山梨学院メモリアルホールで平成24年度辞令交付式を行った。式には新採用者を含む幼稚園から大学院までの全教職員が出席し、平成24年度の運営方針などを確認した。古屋忠彦理事長が、活力ある学園づくりを推進するための目標である『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱について改めて再確認し、新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。また、大学院・大学各学部・短大・幼小中高の各所属長に辞令が交付され、新採用者や昇任・昇格者の紹介が行われた。さらに、第5回「山梨学院理事長賞」の受賞者が発表された。今年度の受賞者は個人表彰3名で江藤俊昭法学部教授(入試センター長)、寺本祐治ホッケー部総監督、星野武男施設部長の3氏に表彰楯などが贈られた。
平成24年度山梨学院辞令交付式は、午前10時より山梨学院メモリアルホールで法人に所属する幼稚園から大学院までの全教職員が出席し執り行われた。
古屋忠彦理事長は式辞の冒頭で「今年度は創立66周年となり、70周年に向け、足元をしっかりと固めながら、学生・生徒の心を揺さぶるような学園づくりに英知を集めていきたいと願っています。本学は幼稚園から専門職大学院までの学校体系一貫を完成させた全国でも数少ない総合学園として独自の歩みを進めています。今後も全学一丸となって、この人口減少時代を乗り越えられる足腰の強い体制を築いていきたいものであります」と語り、新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。また、山梨県出身で山梨学院の育ての親でもある山梨学院元理事で東京タワーや通天閣を設計した建築家の内藤多仲博士の「積み重ね、積み重ね、また積み重ね」という言葉を紹介し「いつまでも活力を失わず、着実な進化を命題としている本学には誠に相応しい言葉であります。今後もこの精神を戴して教職員の皆様とともに一心に学園づくりに精進していきます」と述べ、式辞を結んだ。

【平成24年度重点目標】
(1)各学校種における独自ブランドの創出と強化
(2)学生生徒等の学習支援の充実と体系的なキャリア教育の推進
(3)産・官・学連携の推進と地域・社会貢献機能の強化
(4)カレッジスポーツ・ハイスクールスポーツの更なる充実と独自の文化活動の振興
(5)学内外の機関・団体との連携・協働と「人材創出型」事業プログラムの開発
(6)高度な情報通信環境を活用した教育・学習支援の推進
(7)留学生支援体制の強化と国際交流の拡大

辞令交付式後には、第5回「山梨学院理事長賞」の表彰式も執り行われた。「山梨学院理事長賞」は幼稚園から大学院までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動のいずれかで顕著な功績をあげ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度。平成24年度は個人部門で3個人が受賞した。

<第5回「山梨学院理事長賞」受賞者>
江藤俊昭法学部教授・入試センター長
法学部教授として専門知識を活かし、数多くのメディアを通じて地方議会のあり方など斬新な提言を行い、山梨学院の名声を高め、また、入試センター長としても活躍し、山梨学院の発展に大きく貢献したことが評価された。「この賞に憧れており、まさか頂けるとは思っていませんでした。身が引き締まる思いです。私は地方からの視点で提言や研究を行っており、この活動が評価され嬉しく思います。この楯の重みを常に噛み締めながら、今後も地道に活動を続けていきたいと思います」。
寺本祐治経営情報学部教授・ホッケー部総監督
ホッケー部監督として卓越した指導力を発揮し、女子ホッケー部のリーグ戦連勝記録を現在も更新し続け、日本ホッケー界やスポーツ界に優れた足跡を残したことなどが評価された。「女子ホッケー部創設時は、グラウンドや選手寮など何も無い所からのスタートでした。実績を積み重ねることで、学校の信頼を得て、環境の改善を図り、現在は日本一の山梨学院ホッケースタジアムでプレーすることが出来ています。今後は、日本一のチームになるのは当然ですが、世界を目指しオリンピックでメダルを取れるような競技にしていきたいと思います」。
星野武男施設部長
学園の草創期から建設期にかけて校舎建築などキャンパスの整備を担当し、長きにわたり学園へ献身し、今日の学園発展の礎を築いたことが評価された。「この度は栄誉ある理事長賞を頂きまして、大変光栄に思っています。施設・設備で数々の賞を受賞しましたが、何よりも嬉しいことは、私どもが手がけた施設で努力を積み重ね、箱根駅伝やオリンピックなど様々な大会で活躍するアスリートたち、新設されたグラウンドで元気に飛び交う子どもたちの姿などを見ることが出来た時です」。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)
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