山梨学院パブリシティセンター
一足早く高校総体陸上競技が開幕
〜杉山愛海が円盤投げ大会新・松田康平・望月勇人も優勝〜
〜1500mは男子表彰台独占、女子は1位・2位・4位〜

第64回山梨県高等学校総合体育大会(県高校総体)は、5月9日から3日間開催されるが、競技数の多い陸上競技、テニス競技などが5日に一足早く開幕した。このうち、陸上女子円盤投げで杉山愛海が大会記録を18年ぶりに更新する38m42の大投てきで大会2連覇を達成させた。男子110mHの松田康平と男子400mの望月勇人も優勝を飾った。長距離種目の男子1500mは西山令優勝、上田健太2位、矢ノ倉弘3位で表彰台を独占。女子1500mは野田友梨花優勝、坂口真子2位、矢田貝美咲4位となった。このほか、男子ハンマー投げで野村唯が2位、男子円盤投げで西中山創が2位、男子110mH飯野広夢3位、女子100mH望月愛美が3位で表彰台に上がった。山梨学院高 の陸上競技は、以前は長距離種目だけにエントリーしていたが、未来の森アスリートクラブで育った選手が続々と入学、トラック種目、フィールド種目でも表彰台に上る選手が一気に増え、今年は学校初の陸上種目優勝が大いに期待される。
一足早く始まった高校総体陸上競技、今年も甲府・小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムを舞台に南関東大会県予選を兼ねて繰り広げられる。1日目の女子円盤投げに大会2連覇のかかった杉山愛海(3年)が登場した。1投目であっさり大会記録を塗り替える投てきを見せ、さらに記録を伸ばした。最終的には38m42の大投てき、1944年に作られて以来18年間破られなかった大会記録(36m62)を1m80cmも更新、見事な大会2連覇を達成させた。杉山は砲丸投げ、やり投げにも出場することになっており、投てき三冠を狙う。また、男子400mで望月勇人(3年)、男子110mハードルで松田康平(3年)が優勝を飾った。松田は、昨年は八種競技で活躍したオールラウンダー、今年はリレーメンバーとしてもチームを牽引する。
長距離種目の男子1500mは、山学の3人が高校駅伝のライバル農林の3人を常に先行、最後の1周で競り勝った西山令(2年)が優勝、2位上田健太(2年)・3位矢ノ倉弘(2年)の順で表彰台を独占した。女子1500mは、優勝野田友梨花(2年)2位坂口真子(1年)4位矢田貝美咲(2年)で、3位には韮崎の古屋夏乃(3年)が入った。
男子の投てき種目では、ハンマー投げは野村唯(3年)が2位西中山創(2年)6位となり、円盤投げでは西中山2位・野村4位・青沼季軌(1年)6位となった。この他、男子110mH飯野広夢(2年)3位、女子100mH望月愛美(1年)が3位で表彰台に上がった

"高校スポーツ最大の祭典"山梨県高校総体は、9日に山梨中銀スタジアムで開会式を行い、11日までの3日間、県内各地で高校生アスリートが青春の戦いを繰り広げる。

文(M.T) カメラ(藤原 稔)
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