山梨学院パブリシティセンター
関東高校ゴルフ選手権
〜山梨学院高ゴルフ部女子が団体優勝に輝く〜
〜山梨県勢女子として初めての関東大会制覇〜

平成24年度関東高等学校ゴルフ選手権女子の部が6月11・12の両日、栃木・大田原市の那須野ヶ原カントリークラブで開催され、山梨学院高校ゴルフ部女子が2連覇を狙った初日トップの埼玉栄高ら強豪校に大差をつけて逆転優勝した。メンバーは、堀内明莉・河野美桜・熊谷かほの2年生3人と1年生の高島海帆の4人。初日は首位と5打差の3位発進だったが、2日目に大爆発した。2日間トータル高島140、堀内142、河野143、熊谷149となり、4人中上位3人の合計ストロークで競う団体戦は422ストローク、2位の埼玉栄高の431に9打差をつけるぶっちぎり優勝を飾った。山梨県勢女子の関東制覇は史上初。個人戦は高島4位、堀内5位タイ、河野7位タイ、熊谷25位タイと なり、出場メンバー全員が8月に行われる「全国高校ゴルフ選手権」の団体戦と個人戦の出場権を揃って獲得した。

ビックリするほど強かった。山梨学院高のゴルフ部女子は、昨年、今春山学大に進んだ橋添香と1年だった河野美桜・堀内明莉・熊谷かほの4人のメンバーで、創部初の団体出場を果たし、いきなり関東3位、全国11位の好成績を残した。しかし、団体出場わずか2年の新興チームが、まさか伝統校や強豪校を押しのけて関東の頂点を極めるとは、誰が予想しただろう、しかもぶっちぎり優勝だった。今年のメンバーは、2年になった堀内明莉・河野美桜・熊谷かほと新入生の高島海帆の4人、初日は首位と5打差スタートだったが、2日目は高島が7アンダー、堀内3アンダー、河野1アンダー、熊谷5オーバー、上位3人の合計ストロークは2日間トータル422ストローク、2位の埼玉栄に9打もの差を つける圧勝だった。まさかの初優勝だが、この優勝はフロックではない。5月中旬の個人戦関東女子ゴルフ選手権で河野が優勝、5月末の全日本女子パブリックアマで堀内が3位に入ったばかり、1年の高島はまさに伸び盛り、真っすぐなボールを打つことに磨きをかけて来た個人の力と、チームの歯車が噛みあって成しとげた実力優勝だ。表彰式で、賞状、優勝旗、優勝カップ、金メダルと栃木県産のお米が山梨学院チームにプレゼントされた。

堀内明莉部長「1日目に5打差あったので厳しいかなと思ったが、海帆ちゃんが爆発してくれて、みんな最後まで諦めないで回ったことが優勝につながったと思います。全国大会は去年11位だったので、今年は絶対入賞したい。みんなで上位を目指して頑張ります」。河野美桜選手「今年は関東女子アマで優勝して、団体でも優勝できて関東を二つ取ることが出来た。関東女子アマのあと調子が崩れて今回は不安だったが、昨日の前半に2バーディー・1ボギーで回り、やれるかなという感じになりました。19日からの日本女子アマが最初の全国で、そのあとも全国が続くので頑張りたい」。高島海帆選手「昨日75だったので、今日は悪くてもパープレーという気持で臨みました。セカンドショットが良くて、ピンに絡んでくれたことが、7アンダーにつながったと思います。ドライバーの飛距離は240ヤード、得意なのはパットです」。

団体戦上位8チームと個人戦25位タイまでの選手に、8月5日から11日に三重・白山ビレッジゴルフコースで開催される緑の甲子園「全国高校ゴルフ選手権」の出場権が与えられた。山梨学院高の4人は、団体戦と個人戦の両方の出場権を揃って獲得した。

団体戦最終成績
1位 山梨学院高(422)、2位 埼玉栄(431)、3位 岩瀬日大(433)、4位 日大高(438)、5位 堀越(438)、6位 開志学園(442)、7位 杉並学院(449)、8位 厚木北(453)、9位 埼玉平成(455)、10位 千葉学芸(457)、8位までが全国大会出場。

個人戦最終成績
1位 照山亜寿美(138・岩瀬日大)、2位T 石川 彩(139・堀越)、2位T 佐藤耀穂(139・埼玉栄)、4位高島海帆(140)、5位T 堀内明莉(142)、7位T河野美桜(143)、25T熊谷かほ(149)、25位タイまでが全国大会出場。

文(M.T) カメラ(平川大雪)
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