山梨学院パブリシティセンター
全国高校野球選手権山梨大会組み合わせ抽選会
〜夏の甲子園に向け、38校の対戦相手が決定〜
〜山梨学院の初戦の相手は、一昨年の覇者・日川〜

第94回全国高等学校野球選手権山梨大会組み合わせ抽選会が6月20日、甲府市総合市民会館で行われた。今大会は38校が出場し、高校球児憧れの"甲子園"出場をかけ、熱戦を繰り広げる。組み合わせ抽選会は、午後2時から行われ、38校のそれぞれの主将が臨んだ。本抽選で、春季大会優勝の山梨学院、準優勝の東海大甲府、3位の富士河口湖、4位の甲府城西がAシード校として第1シードから第4シードに入り、さらに、春季大会ベスト8の吉田、笛吹、甲府商、甲府工が抽選を行い、Bシードを決定させた。その後、残り30校の主将が予備抽選順に番号札を引き、全38校の組み合わせが決まった。2年連続6度目の夏の甲子園出場を目指す山梨学院は、大会2日目の7月8日の午前9時から小瀬球場で一昨年の覇者・日川との試合が初戦となる。開会式の選手宣誓は富士学苑の青木崚主将が引き当てた。大会は7月7日に開幕し、予定通り日程が消化されれば、7月22日に決勝戦が行われ、山梨県代表が決定する。
全国高校野球選手権山梨大会組み合わせ抽選会は、午後2時から甲府市総合市民会館で行われ、山梨県下の38の高校野球部から監督、主将などおよそ200人が会場に詰め掛けた。山梨県高等学校野球連盟を代表し、小澤清会長が「いよいよ対戦相手が決まります。開会式まで16日間の時間がありますが、その間"予め(あらかじめ)"という言葉を胸に過ごして欲しいと思います。個として選手としてコンディションや気持ちを整え、チームとして相手チームの分析や戦術などを考えなければなりません。これから16日間、予め備えをしっかりして本大会において自分の個としての力が発揮でき、チームとして最高の力が発揮できるようにして欲しいと思います」と述べ、大会までの心構えを選手たちに語った。また、主催者の朝日新聞社を代表し、気賀沢祐介甲府総局長が「初戦の対戦相手がきょう決まります。もしかしたら、皆さんの運命を変えてしまう抽選になるかもしれません。しかし、対戦相手が全てではなく、自分たちの野球を本番で全て力を出し切って、悔いの無い試合をするということが特に大切だと思います」と挨拶した。

抽選の結果、春季大会を10年ぶり2回目の優勝を果たした第1シードの山梨学院の初戦は、大会2日目の7月8日、午前9時から小瀬球場で一昨年の覇者・日川との一戦。7月7日の開幕試合は韮崎工業対増穂商業のカードとなった。7日の開会式での選手宣誓は富士学苑の青木崚主将に決まった。予定通り日程が消化されれば、7月22日の午前10時30分から小瀬球場で決勝戦が行われ、山梨県代表が決定する。2年連続6度目の夏の甲子園出場を目指す山梨学院の小林義弘主将は「常に挑戦者として初戦から一戦一戦大事に戦いたい。日川は、選手の身長が高く全体的に大きいイメージがあり、一発が怖いので注意したい。去年の甲子園や先月の関東大会など、大きな舞台で結果が出せず、自分たちのプレーが出し切れていないので、もう一度その場所に立ってリベンジしたい。ワンプレーで試合が動くので、毎試合しっかりと気持ちを引き締めてプレーしたい」と決意を語った。また、須田善照監督は「日川は伝統校で実力もあるが、あまり相手を意識せず今までやってきたことをプレーに活かせれば、結果がついてくると思う。試合で自分たちのプレーが出来るように個々の部分で重点的に練習をしていきたい」と述べた。

今大会のキャッチフレーズは「駆けあがれ!夏のテッペン」。組み合わせ抽選会が終わり、高校球児の夢舞台 "甲子園"に向かって、憧れから現実に変えるべく各チームが新たな一歩を踏み出した。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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