
山梨学院高校で7月6日、生徒会主催による第94回全国高校野球選手権大会山梨大会に出場する野球部の壮行会が行なわれた。午前10時、前庭に集合した1112人の全校生徒の前に、真っ黒に日焼けした顔とその胸に闘志を秘めた52人の野球部員が入場行進して雄姿を見せた。挨拶した古屋忠彦校長は「平常心で臨んで、平常心で結果を残してくるのは大変なことだが、全力でプレーし、試合を見ていた人が応援したくなるような、爽やかで潔い戦いと応援をしてほしい」と励ました。登川詩音生徒会長は「全力でプレーして来てください、私たち全校生徒は心を一つにして応援します」と激励した。生徒全員で折った千羽鶴と花束が小林義弘主将と坂上泰斗副主将に贈られ、応援団・吹奏楽部・チアリーダー部の先導で、突撃のテーマと校歌を斉唱、「フレー、フレー、ヤマガク」とエールを送り、2年連続を目指すナインを"夏の大会"に送り出した。
壮行会は、学院祭の時に制作された巨大モザイク画が会場を見守る前庭で始まった。最初に、前年度優勝旗を手にした小林義弘主将を先頭に女子マネージャー3人を含む52人の選手が3列で入場行進を行い、全校生徒の前に整列した。挨拶した
古屋忠彦校長は「平常心で臨んで、平常心で結果を残してくるのは大変なことだが、選手は勝っても負けても全力でプレーし、応援する生徒は全力で応援してほしい。試合を見ていた人やテレビを見ていた人が、応援したくなるような爽やかで潔い戦いと応援をしてほしい」と出場するナインと応援する生徒を励ました。
登川詩音生徒会長は「野球部の皆さん、どうか全力でプレーして来てください、私たち全校生徒は心を一つにして応援します。ともにプレーする仲間と自分自身を信じて下さい、その気持ちが勝利につながるはずです」と激励した。生徒を代表して亀井麻由さんと安藤和さんが、全校生徒で折った千羽鶴と花束を小林義弘主将と坂上泰斗副主将に贈った。選手を代表し小林義弘主将が「皆さんの応援が全員の力になります。精一杯頑張りますので、暑いと思いますが応援よろしくお願いします」と挨拶した。応援団・吹奏楽部・チアリーダー部の先導で、突撃のテーマと校歌を斉唱、生徒全員で声を合わせ「フレー、フレー、ヤマガク」とエールを送り、2年連続6度目の夏の甲子園を目指す選手を送り出した。
壮行会の後、
小林義弘主将は「全校応援はありがたい、自分たち全員の力になります。試合は明後日、相手は日川なので気は抜けないと思う。先取点がカギを握ると思うので、どう先取点を取るか考えて行きたい。去年を経験した者もいるので、経験を生かしどんな状況になっても慌てずに自分たちのプレーをして行きたい」と抱負を語った。3年最後の夏は記録員としてベンチに入る
槇晴香マネージャーは「ケガをしていた坂上と加藤も間に合って、キャプテンの小林を中心にチームは一つにまとまっています。辛い練習に耐えて頑張っている姿をずっと見て来たので、8月まで引退したくない、みんなと甲子園に行きたい、勝ちたいという気持で一杯です」。3人のマネージャーは選手と同じ気持ちで一緒に戦う。
参加38校が夏の甲子園を目指す山梨大会は、小瀬球場と富士北麓球場を会場に明日7日に開幕する。前年度優勝校の山梨学院高は大会2日目(8日予定)午前9時からの小瀬球場第1試合で日川高と対戦する。山学選手は目の前の試合だけに集中する、心を研ぎ澄ませて全力で初戦突破を目指す。
文(M.T) カメラ(平川大雪)
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