山梨学院パブリシティセンター
平成24年度春季山梨学院学生チャレンジ制度
〜学生のやる気やチャレンジ精神を大学が支援〜
〜学部学科の特性を活かした企画 7件を認定〜

平成24年度春季山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式が7月11日、大学キャンパス内のシーズシアターで行われた。この制度は、平成7年に発足し、学生のやる気やチャレンジ精神に大学が経済面などで全学的に支援する制度で、平成15年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも採択された。今年度春季は大学・短期大学から17件の企画の応募があり、選考委員会による審査を経て学部学科の特性を活かした企画や学生の斬新でユニークな企画など9件を認定。企画は春・秋の年2回受け付けており、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査される。授与式では選考委員長の込山芳行学生センター長から認定企画団体の代表者9人に認定書が授与された。認定団体を代表し江藤ゼミの清水勇希さんは「苦労することもあると思いますが、仲間と力を合わせてやっていけば、必ず乗り越えられると確信しています」と企画の成功に向け、決意表明を行った。
山梨学院学生チャレンジ制度は、平成7年に発足し"行動する学生"の意欲を全面的に支援する山梨学院独自の制度。この制度は「学生の課外活動を通じて得られる自主的な探究心と積極的な行動力の涵養」を目的に実施され、平成15年度には文部科学省による「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。「こんなことに挑戦したい!」という企画を文書にして大学に提出すると、応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給される。募集は春と秋の年2回行われ、選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価される。今年度春季は大学・短大から17件の企画の応募があり、選考委員会の審査の結果以下の9件の企画が認定された。

1.団体名「込山ゼミナール」(31人)
企画テーマ「日本の農業再発見〜日本酒再発見〜」
企画概要「同世代の若者たちに日本酒の素晴らしさを広く普及させるために、農家や醸造店の方々の協力を得ながら酒米作りから日本酒の醸造までを実体験する」

2.団体名「金ゼミナール」(12人)
企画テーマ「「セーフティードライブ・チャレンジ123」へのチャレンジ」
企画概要「123日間連続の無事故無違反を目指すセーフティードライブに挑戦する学生を募り、交通安全に対する意識を高め山梨学院大学の姿勢をアピールする」

3.団体名「竹端ゼミナール」(6人)
企画テーマ「フリーペーパー」
企画概要「学生目線で日常生活に役立つ情報満載のフリーペーパーや受験者向けのオープンキャンパス用フリーペーパーの作成を行い、読者に新鮮な情報を提供する」

4.団体名「江藤ゼミナール有志」(6人)
企画テーマ「学生が創る一票 〜高校生に政治・社会の仕組みを若者自身が教える〜」
企画概要「若者の視点から政治を捉え、選挙の重要性を含めた民主主義の大切さを分かりやすい冊子や出前講座を通して地域の高校生に発信する」

5.団体名「今井ゼミナール」(6人)
企画テーマ「学生による甲府中央商店街活性化〜甲府商店街 土曜市+マルシェ〜」
企画概要「甲府中央商店街の活性化に協力するため、9月開催の"土曜市+マルシェ"のイベントに参加し、独自の企画を計画し運営する」

6.団体名「伊藤ゼミナール」(7人)
企画テーマ「電子時間割システム」
企画概要「学生がどこでもリアルタイムで使える便利な電子時間割システムを開発・運用し、スマートフォンでも利用しやすいアプリケーション化を目指す」

7.団体名「健康栄養学部管理栄養学科3年生」(42人)
企画テーマ「肝疾患患者に対するオーダーメイドの食事管理シートおよびレシピ集の作成」
企画概要「肝疾患患者に対して健康状態や食事調査に関するアンケート調査を実施し、食事の献立及び食事管理シートを作成し展示することで症状の悪化の予防や改善を目指す」

8.団体名「食物栄養科フードクリエイトコース2年生」(27人)
企画テーマ「YGU・キッズ・スイーツファクトリー!!!」
企画概要「山梨学院小のトワイライトスクールと連携を図り、お菓子作り教室を開催し、児童にお菓子作りの楽しさを知ってもらう」

9.団体名「手遊び研究会」(13人)
企画テーマ「保育者おすすめ! 山梨で人気の手遊び実践集をつくろう!」
企画概要「幼児期の子どもの手指や言葉の発達を促す重要な遊びである手遊びを整理し、保育を学ぶ学生や保育者に役立つ手遊び実践集を作成する」

認定書授与式は、企画認定団体の関係者や指導教員などが出席し、キャンパスセンター棟2F・シーズシアターで挙行された。選考委員長の込山芳行学生センター長は「この学生チャレンジ制度は、短大・大学・大学院が一体となって実施する企画で、今年で18年目を迎えました。各グループが企画を実施する中で、学生生活における素晴らしい思い出や感動、社会に出てからの勉強になります。企画実現のために乗り越えた達成感、汗を流した実績は学生自身を大きく育てるものにもなります。本日認定された皆さんは、自信を持って企画に取り組み、成功していただきたいと思います」と語り活躍を期待した。認定団体を代表して江藤ゼミの法学部政治行政学科3年の清水勇希さんが「本日、大学7件、短大2件の企画が認定されました。各グループが独自の計画で活動を進めていく中で、時にはメンバー同士で揉めることもあったり、苦労することもあると思います。そのような苦労も仲間と力を合わせてやっていけば、必ず乗り越えられると確信しています。我々の活動では、今の政治の様子を若者の視点から見て、若者の投票率の低さをどのように解決していくかを考え活動しています。18歳に投票年齢が引き下げられる話も出ており、私たちは、高校生に選挙の大切さなどを面白く分かりやすく出前講座をしていきたいです」と決意表明した。

また、この授与式の中で、8月4日、5日に三重県の鈴鹿サーキットで実施される「第45回二輪車安全運転全国大会」に山梨県代表で出場する選手の紹介も行われた。6月23日に山梨県予選が行われ、法学部法学科3年の小林真衣さんが女性クラスの部で優勝し全国切符を勝ち取った。小林さんはこの日認定された「「セーフティードライブ・チャレンジ123」へのチャレンジ」の代表者として学内での交通安全意識の向上に努めている

文・カメラ(Y.Y)
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