山梨学院パブリシティセンター
やまなし食のマッチングフェア2012
〜大学・現代ビジネス学部の学生が販売促進協力〜
〜短大・食物栄養科が県産品新作メニュー試食会〜

山梨中央銀行が主催する山梨県産食品の商談会「やまなし食のマッチングフェア2012」が7月24日、甲府・アイメッセ山梨で開催された。このフェアは、山梨県特産商品の販路拡大を図る県内企業と、東京・神奈川などの仕入れ企業に商談の場を提供するイベント。山梨学院大学・山梨学院短期大学と山梨中央銀行は、地域産業の活性化を積極的に推進する「包括業務連携協定」を結んでおり、大学の現代ビジネス学部と短大の食物栄養科が参加協力した。大学現代ビジネス学部は、今井久ゼミの学生が開発に関わった出展企業商品の売り込みやマーケティング・サポート活動を行った。また、短大食物栄養科は、山梨県産の食材を活用した学生考案メニューの試食や、出展者が抱える食や栄養に関する悩 みに教授陣がアドバイスを行った。


「やまなし食のマッチングフェア」は、販路拡大を目指す県産品事業者と仕入れ企業とを結ぶ県産食品商談会として、山梨中央銀行とやまなし産業支援機構の共催で7年前から毎年実施されており、山梨学院大学・短大は3年前から参加協力している。商品開発・販売の縁結びフェアとして好評で、昨年は1800件を超える商談が行われ、131件の商談が成立した。7回目の今年は、海外への販路拡大を支援するジェトロのコーナーも設けられ、昨年の77社を上回る86社が出展した。

大学現代ビジネス学部今井久教授のゼミ生3年生15人と4年生4人は、はくばく・長谷川醸造・丸政など県内の製造業者12社で結成した「甲斐の国山梨・甲州信玄の会」のマーケティング・サポート活動と、米穀販売業(株)おぎはらのブース作り・アンケート調査に参画協力した。このうち、会場で甲州信玄の会のセールス・プロモートを行った学生の一人芝間海人さん(3年)は「声を掛けることは出来ても、もう一歩踏み込んで商談にまで持っていくには力不足でした。ビジネスの世界に飛び込むつもりですが、実践は違うと痛感しました」と話しながらも、来場者に懸命に声を掛けていた。

3年連続参加の短大ブースでは、甲府・中道地区特産のとうもろこし「きみひめ」の製品化を競った「きみひめ料理コンテスト」で優秀作品に選ばれた「きみひめひまわりパイ」などの紹介や、出展業者提供の食材を加工した「ふわふわみそケーキ」、「スモモ焼肉のたれを使ったレシピ」など、学生が考案した特別メニューの展示・試食会が行われた他、教授陣による出展社企業の食・栄養に関する食品相談も行われ、出展業者や参加者が試食や相談に訪れた。山梨学院大学・山梨学院短大は、地域との連携・地域貢献をより一層重視し、地域産業の発展を図るこうしたイベントには、今後も積極的に参加協力することにしている。

文(M.T) カメラ(平川大雪)
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