山梨学院パブリシティセンター
緑の甲子園で躍動
〜山梨学院高ゴルフ部女子全国大会2年連続出場〜
〜2年生主体チームで団体13位捲土重来を期す〜

高校生ゴルファーが集結する"緑の甲子園"平成24年度全国高等学校ゴルフ選手権大会が団体戦8月7日〜8日、個人戦10〜11日の日程で、三重県津市白山ヴィレッジゴルフコースで開催されている。高校日本一と個人の高校チャンピオンを決める大会の出場者は、地区予選を勝ち抜いた男子団体39校・個人132人、女子団体28校・個人86人。山梨学院高ゴルフ部女子は、関東大会1位の好成績で2年連続団体出場した。4人中上位3人のスコアで順位を競う団体戦の結果は、1日目は4位で発進したが2日目のスコアが伸びず13位に終った。メンバーは堀内明莉・河野美桜・熊谷かほの2年生3人と1年生の高島海帆の4人。1・2年生チームの戦いは始まったばかり、悔しさを胸にしまい、個人戦での躍動と、来年の団体戦 リベンジ、捲土重来を心に期した。
山梨学院高校ゴルフ部女子は、昨年関東大会3位の成績で全国大会団体戦創部初出場を果たし11位となった。今年は関東大会で優勝を飾り、関東No1チームとして全国大会に出場した。三重・白山の地は、その伝統を築き上げる第一歩を踏み出した地。上位入賞を期して臨んだが、1年ぶりに帰って来た地での戦いは甘くなかった。初日首位の埼玉栄に10打差をつけられて4位で発進した。2日目は大差をつけられたことで全員が力んでしまい、ショットが乱れた。4人ともスコアを伸ばせず昨年を下回る13位に留まった。4人とも個人戦の出場資格があり、10日からの個人戦で巻き返しを図る。

堀内明莉(ほりうち あかり 2年)主将「10打差あったけど爆発して優勝しようと話していたので、悔しいの一言です。個人的にはショットが悪くてパーを拾うのが精一杯のゴルフでした。2年と1年のチームなので来年があります。この悔しさをバネに1年後のこの大会では優勝争いをして皆で笑って優勝できるようにしたい」。河野美桜(こうの みお 2年)選手「関東で優勝してうれしかったけど、周りから埼玉栄に勝ったから全国でも優勝すると言われプレッシャーはありました。2日間安定したゴルフが出来るようになることと、プレッシャーにも強くなれるようにしなければいけないと思います」。高島海帆(たかしま みほ 1年)選手「初日はまあまあだったけど、2日目はダメでした。周りに流されたところもあったし、初日に差をつけられた焦りもあった。全国はレベルの高さが違うと感じました、悔しいです。個人戦ではしっかり自分のプレーをして上位に入りたい」。4人は団体戦を悔しい思いで振り返った。

団体の部男子は、沖学園(福岡)が2日間トータル434で2年連続5度目の優勝、1打差の2位に香川西(香川)、3位に水城(茨城)が入った。女子は、埼玉栄(埼玉)がトータル423で2年連続3度目の優勝を独走で飾った。2位に430の熊本国府(熊本)が入り、3位は432で回った滝川二(兵庫)となった。

山梨学院高ゴルフ部は、平成15年に産声を上げた創部9年目のチーム、今年度の部員数は男子1人・女子5人の少数精鋭クラブ。過去に男子は平成19年に一度だけ団体の部に出場した実績があるが、女子の団体戦出場は昨年が初出場で今回が2年連続2度目の出場だった。ロンドン五輪で競泳史上初の3個のメダルを取った山梨学院大の先輩鈴木聡美選手は、去年の世界選手権で敗れた後、悔しさを忘れないために寮の自室に捲土重来の文字を掲げて努力を重ね、五輪で大輪の花を咲かせた。高校ゴルフ部女子は、この大会で得た悔しさを糧にして同じように捲土重来を期し、1年後の全国大会で花を咲かせる決意をした。さらに、努力を積み重ね、将来大輪の花を咲かせる決意をした。 戦いは始まったばかり・・・
文(M.T) カメラ(平川大雪)
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