山梨学院パブリシティセンター
山梨県ケーキショー2012
〜短大フードクリエイトコース生が創作ケーキ出品〜
〜1年全員で共同製作・2年個人かグループで作成〜

山梨県洋菓子協会が主催する「第3回山梨県ケーキショー2012」が9月1・2日の両日、甲府・岡島百貨店で開催された。協会に加盟する県内洋菓子店のパティシエの作品に加え、22歳以下のジュニア部門に山梨学院短期大学食物栄養科フードクリエイトコース1・2年生の作品が出品された。1年生は全員で製作した大型工芸菓子「クッキーの城」と「ウエディングケーキ」の2作品を出品。2年生はマジパン仕上げの創作ケーキを個人かグループで作成、17作品を出品した。いずれも夢とロマンにあふれた作品ばかり、色鮮やかに仕上がったケーキたちが、訪れた人たちの目を楽しませた。同時に作品コンテストが行なわれ、ジュニア部門最優秀の山梨県洋菓子協会長賞に松澤ちはるさんの作品が選 ばれ、金賞に丸山千春さん、銀賞に吉澤由起子さん、銅賞に1年生全員で作成したクッキーの城が選ばれた。
山梨学院短大のフードクリエイトコースは、「洋菓子」「和菓子」「製パン」の3分野と、レストランサービス分野のプロフェッショナルを目指す人のために2年前に新設されたコース。学生の実習を指導する講師陣は、いずれも山梨県内で長年活躍して来たその道の達人、現役プロの指導で学生の実力が飛躍的に伸びている。山梨県ケーキショーに参加するのは昨年に続き2度目、1年生は「製菓基礎実習(洋菓子)」で学んだ洋菓子作りの技術を基に、30名全員で大作に挑戦した。一つはシュガークラフトのウエディングケーキ、高さ1m・直径50cmの大作、シュガーペイストで彩られたデコレーションケーキを全員で作り上げた。もう一つは、クッキーを焼き上げて製作したクッキーのお城、こちらは高さ68cm・幅55cm・奥行40cmの西洋の城をイメージした作品。各パーツの設計図を作り、それに基づき焼き上げて組み合わせた。二つの作品とも仕上げるのに3週間を要した。一方、2年生は「製菓基礎・応用実習(洋菓子)」で学んだ1年半の集大成として、夏休み期間中の8月17日から27日にかけて、個人かグループでマジパン仕上げのデコレーションケーキを製作、合計17作品を出品した。ケーキショー2012の両日、フードクリエイトコース1・2年生が交代で説明役を担当し、作品の作り方などについて、来場者の質問に丁寧に応えていた。

文(M.T)写真提供(山梨学院短大)
実習アルバム」「ケーキショーアルバム
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