
山梨学院大学法学部はOB・OGとの特別交流授業を10月24日に山梨学院メモリアルホールで開催した。この授業は、法学部の創設50周年記念事業の一つとして企画され、1年生から4年生までの在学生が参加。授業には、各分野で活躍するOB・OG5人が参加し、在学中の思い出や勉強方法、進路選択のポイント、現在の職務内容などを講演し、在学生らはメモを取るなどして真剣な眼差しで耳を傾けていた。卒業生の一人で、山梨学院大学のオリンピック出場第1号で現在は総合警備保障レスリング部監督として活躍している大橋正教さんは自身の選手や指導者としての経験から「自分のために努力できない人間は成長することはありえない。ただ努力するのではなく、今取り組んでいることを今後どのように活用するのか、努力する工夫を考えて大学生活を送ってください」と在学生にメッセージを送った。山梨学院大学法学部では50周年記念事業として、この日の交流授業のほかに、11月10日にフリージャーナリストの江川紹子氏を講師に迎え、記念講演会を予定している。
山梨学院大学法学部(法学科)は山梨県唯一の法学部として、法学を学び、正義と衡平の観念を基礎とした識見ある社会人を養成し、発展する地域社会の要望に応えるとともに、わが国の文化向上に寄与することを使命に1962年(昭和37年)に誕生。1991年(平成3年)には、行政学科(現・政治行政学科)が開設され現在に至っている。今年(2012年)は、法学部創設50周年の節目の年にあたり、10月24日に記念事業の一環で在学生と卒業したOB・OGとの特別交流授業が開催された。
冒頭、
日高昭夫法学部長がこの日の特別交流授業の趣旨や狙い、これまでの法学部の歴史や歩みについて説明した。この日は、
大橋正教さん(昭和62年3月卒業、綜合警備保障(株)レスリング部監督)、
中込浩一さん(平成13年3月卒業、(株)シャトレーゼリゾート八ヶ岳代表取締役社長)、
中川佳治さん(平成21年3月卒業、平成24年司法試験合格)、
山口絵里奈さん(平成22年3月卒業、(株)山梨中央銀行敷島支店勤務)、
上條祐輝さん(平成23年3月卒業、長野県庁東信教育事務所主事)の5人のOB・OGが在学生に向けて在学中の思い出や勉強方法、進路選択のポイント、現在の職務内容などを講演した。また、在学生からの質問には、自身の経験を基にユーモアを交えながら答え、在学生らはメモを取るなどして真剣な眼差しで耳を傾けていた。
山梨学院大学法学部創設50周年記念事業としては、この日の交流授業のほかに11月10日にフリージャーナリストの江川紹子氏を講師に迎え、記念講演会を予定している。一般の聴講も可能で、申し込みは
山梨学院生涯学習センターで受け付けている。
文・カメラ(Y,Y)
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