
山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞の表彰式が3月14日、キャンパスセンター2階シーズシアターで行われた。「スチューデンツオブザイヤー賞」は、平成9年度から始まった表彰制度。正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、学内外でめざましい活躍を遂げた個人や団体を表彰するもので、学術、文化芸術、スポーツ、資格、社会活動などの部門に分かれている。今年度は大学院から2名、大学から19名、短期大学からは1名・1団体が選ばれた。創設から16回目となる今年度は、スポーツ分野ではインカレ等全日本レベルでの入賞者、学術では、防災や海洋における資源開発といった現代社会の問題解決に挑む学生の実績が評価された。また、地域社会と連携した取り組みや地域に還元する取り組みでの受賞もあり、地域に根差した活動も評価された。表彰式では、古屋忠彦大学長、赤井住郎短期大学長から受賞者一人一人に賞状と記念品が授与された。また、この日は、「創立者古屋賞」の受賞者も紹介され、今年度は金澤勝利(レスリング部)、山部佳苗(柔道部)、加藤和、鈴木聡美(水泳部)が選出され、3月15日の卒業式において表彰される。
スチューデンツオブザイヤー賞」は、この1年間に正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、学内外でめざましい活躍を遂げ山梨学院の名声を高めた学生(個人又は団体)を表彰し、その活動をより一層奨励することを目的に平成9年度に創設された制度。平成24年度の「スチューデンツオブザイヤー賞」は別表の通り、大学院から2名、大学から19名、短期大学からは1名・1団体が選ばれた。また、この日は、「スチューデンツオブザイヤー賞」の表彰と併せて「創立者古屋賞」の受賞者の紹介も行われた。「創立者古屋賞」は、当該年度の卒業生のうち、他の学生の範となる顕著な成果をあげ、山梨学院の名声を高めた学生を顕彰する制度。今年度は金澤勝利(レスリング部)、山部佳苗(柔道部)加藤和、鈴木聡美(水泳部)が選出され、3月15日の卒業式において表彰される。
「スチューデンツオブザイヤー賞」の表彰式には、受賞者や指導教員、恩師、保護者などが出席し、厳粛な雰囲気の中、挙行された。この賞を主管する学生センターの
込山芳行学生センター長が選考過程と今年度の特徴について語り「歴史を重ねてきた賞で、賞に対する重み、輝きがあります。受賞者はこの賞を自分の人生の糧として、自覚と責任を持って活躍し、社会での活躍ぶりを母校に報告してもらえれば嬉しく思います」と受賞者にメッセージを送った。
受賞者はそれぞれ、呼名・紹介され、大学院・大学の受賞者には、古屋忠彦大学長より、短大の受賞者には赤井住郎短大学長より、一人一人に表彰状と記念品が授与された。挨拶の中で
古屋忠彦大学長は「大学は、入学の入口と就職・卒業の出口に注目が集まりがちだが、実際には、実のある豊かな学生生活を充実して送れたかどうかが問われている。学生生活が豊かであればあるほど、大学に行って学んだ価値が出てくる。充実した学生生活はその人の長い人生の中で、その人自身を高める原動力になる。また、学生自信が活躍することで、大学は輝きを増していく。主役である学生が輝かなければ、本物の輝きとして社会は認めてくれない。皆さんの頑張りが大学を支えてくれていることを限りなく誇りに思います。皆さんを顕彰するだけでなく、学長として感謝を申し上げます」と述べ、受賞者を祝福した。
「創立者古屋賞」の受賞者を代表し、
鈴木聡美さんは「これまで、4年間積み重ねてきた努力がこの創立者古屋賞につながったのだと思います。私たち4年生は明日、卒業式を迎えるわけですが、この大学でしっかり積み重ねてきた努力や学んできたことを社会に出てからもしっかりとつなげられるように、お世話になった先生方の恩を忘れず、これからも精進していきたいと思います」と挨拶した。また、「スチューデンツオブザイヤー賞」の受賞者を代表し、
雨宮未季さんは「私は、大学1年生の頃から込山ゼミに飛び入り参加し、様々な活動を仲間と協力し実践してきました。特に3年次の学園祭の時に公演した『酒折樹徳「能」』では、様々な人のご支援により、大成功を収めることができました。また、スポーツ強化指定選手に対する学習支援S.S.Aにも積極的に参加してきました。これらの活動は山梨学院大学というステージにいたからこそ為し得た成果であり、他の大学に進学していたら到底経験できなかった体験だったと思います。受賞した22名と1団体は、この賞の受賞の感激を誇りに今後の社会人生活、学生生活をより一層充実させていくことを誓います」と今後の決意を語った。
表彰式終了後、一行は学内のカフェテリアプルシアンブルーに場所を移し、受賞祝賀パーティーを行い、恩師や家族らと受賞の喜びを分かち合った。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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「創立者古屋賞」「スチューデンツオブザイヤー賞」
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