山梨学院パブリシティセンター
甲府国際オープンテニス開催
〜山学大から最多の3人がシングルス本戦に出場〜
〜ダブルス岡田優里・尾崎仁美組が2回戦初進出〜

山梨学院横根テニス場を舞台に毎年開催される「第11回甲府国際オープンテニス2013」(主催山梨・国際大会開催委員会、共催エフエム甲府)が、女子は3月16日から23日、男子は3月23日から31日の日程で熱戦を繰り広げている。大会は世界ランキング入りを目指す若手選手の登竜門。若手プロや実業団選手と海外選手が横根に集っている。山梨学院大テニス部女子は、横根テニス場で開催されるようになった2007年から毎年会場運営に携わっているが、今年は、これまでで最も多い15人が大会に出場、シングルスでは過去最多となる田村実里・岡田優里・久次米夏海の3人が本戦に出場した。また、ダブルスでは3組が本戦に出場、岡田優里・尾崎仁美組が山学 大勢として初めて本戦1回戦を突破し2回戦に進出した。
甲府国際オープンテニスは、国際テニス連盟(ITF)、日本テニス協会(JTA)公認の国際大会。「山梨から世界へはばたく若者にチャンスを」をキーワードに開催され、若手選手の登竜門として知られる大会。世界ランキングの基準となるポイントが得られることから、若手プロや実業団選手など国内トップ選手を始め、欧米・アジア各国の海外選手ら男子100人、女子100人が山梨に集い、横根テニス場で熱戦を繰り広げている。女子は16日から予選が行われ20日からは本戦が展開されている。創部8年目を向かえる山梨学院大テニス部女子から過去最多の15人が大会に出場、シングルスでは田村実里(新4年 神奈川・弥栄)、岡田優里(新3年 三重・四日市商)、久次米夏海(新 2年 大阪・城南学園)の3人が本戦出場を果たした。また、ダブルスでは田村実里・久次米夏海組、大塚可奈子(新4年 宮崎・宮崎商)泉水玖瑠美(新4年 神奈川・弥栄)組、岡田優里・尾崎仁美(新3年 徳島・小松島西)組の3組が本戦に出場した。このうち、新3年生同士のペア岡田・尾崎組は19日に鮎川真奈(プロ・橋本総業)・日比野菜緒(木曽川ローンテニスクラブ)組と対戦した。第1セットを7―5で取り、第2セットは3−6で奪われ、10ポイント先取した組が勝者となるタイブレーク方式の第3セットに突入した。攻撃的揺さ振りとネットプレーで、出だしからいきなり4―0とリードし終始先行した。流れを相手に渡さずに押し切り10−3で勝利した。この国際大会で山学大勢として初めて勝利し2回戦(準々決勝)に進出した。尾崎仁美選手(左)と岡田優里選手は「緊張しないで、楽しむ気持ちで臨もうと2人で話し合い、国際大会で1勝することが出来てうれしいです。最後の第3セットは、どんどん前に入って行こう、引かないようにしようと決めて、積極的に攻めて行ったのが良かったと思います」と山学大初勝利を素直に喜んだ。20日の2回戦で韓国の強豪ペアに屈したが、技術・体力ともに一段と成長したことを立証した。シングルスで健闘した田村実里選手は「周りはトップレベルの人ばかり、自分はまだ劣っていると感じました。一番の違いはフットワークとボールに対する準備だと思います。試合に負けましたが、すごくいい経験をしたのでこれを学生大会に活かして行きたい」と感想を述べた。
 
大会は女子の部の後、男子の部が23日から行われるが、舞台裏では、山学大の選手たちが山梨県テニス協会やボランティアの人たちとともに大会を支えている。出場選手の練習相手を務めるほか、試合に出場した選手も自分の試合が終わると、選手受付やDVD撮影班などを担当して大会運営や会場整理などに当たっている。山学女子は全員が今年を飛躍の年と心に期している。トップレベル選手の試合をしっかり見てしっかり学び、チーム一丸で関東リーグ初制覇と2年連続王座進出を目指す。

文(M.T) カメラ(平川大雪・M.T)
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