山梨学院パブリシティセンター
平成25年度山梨学院辞令交付式
~全教職員が、新年度運営方針や重点目標等を共有~
~第6回理事長賞は2個人と1団体に贈られる~

学校法人山梨学院は4月1日、山梨学院メモリアルホールで平成25年度辞令交付式を開催した。式には新採用者を含む大学院から幼稚園までの全教職員が出席し、平成25年度の運営方針などを確認した。古屋忠彦理事長が、活力ある学園づくりを推進するための目標である『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱について改めて再確認し、新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。また、大学院・大学各学部・短大・幼小中高の各所属長に辞令が手渡され、新採用者や昇任・昇格者の紹介が行われた。さらに、第6回「山梨学院理事長賞」の受賞者が発表された。今年度の受賞者は個人表彰2名、団体表彰1件で上條醇法学部教授、込山芳行法科大学院特任教授、子育て支援センターの各受賞者に表彰楯などが贈られた。


平成25年度山梨学院辞令交付式は、午前10時より山梨学院メモリアルホールで法人に所属する大学院から幼稚園までの全教職員が出席し挙行された。古屋忠彦理事長は式辞の冒頭で「本法人の全ての教職員がこのように一堂に会して大学院から幼稚園までの新年度の運営方針について確認しあい、足並みを揃えてスタートできますことは、本学固有の文化として誠に意義深いことであります。本年度も山梨学院が活力ある学園として着実に進化を遂げることができますよう教職員の皆様には益々のご活躍とご協力をお願いいたします」と述べ、新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。最後に、郷土の俳人・飯田龍太の言葉「土地を守ることは土の質を守ること、土の質を良くすること」を紹介し、「学園を守ることは何よりも学園の質をあげることです。そのために今何を為すべきか、当事者としての学園はもとより、その構成員としての一人一人の姿勢が問われているのです。我々は乱世の現代を生きる私学人として自覚と使命、そして誇りを胸に大きな改革の方向を見据えながらこの難局を乗り切り、未来に向かって力強く歩んでいかねばなりません」と語り、式辞を結んだ。

リンク:平成25年度運営方針

辞令交付式後には、第6回「山梨学院理事長賞」の表彰式も行われた。「山梨学院理事長賞」は大学院から幼稚園までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動のいずれかで顕著な功績をあげ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度。平成25年度は個人部門で2個人、団体部門で1件が受賞した。

<第6回「山梨学院理事長賞」受賞者>
上條 醇法学部教授・図書館長
新生「山梨学院」をスローガンに再出発を果たした昭和52年に法学部教授として着任以来、教育と研究に真摯に取り組む一方、入試を中心に学校行政に献身的に尽力し、山梨学院の発展に大きく貢献したことが評価された。上條教授は受賞挨拶の中で「キャンパスのある酒折は日本武尊縁の土地で1800年の歴史があると言われています。日本武尊伝説は、現在では、酒折連歌となり継承されています。山梨学院は今年で創立68年目ですが、これまでに数々の伝説が生まれました。箱根駅伝、高校サッカー、法科大学院、ロンドンオリンピック・・・。私たちは次なる新しい伝説の誕生に向けて努力を継続し、頑張っていきましょう」と更なる飛躍を呼びかけた。
込山芳行法科大学院特任教授・学生センター長
法科大学院教授としてその中心的役割を果たす一方、大学では個性的なゼミナール運営を展開するとともに長期に渡り管理職として卓越した学生指導で大学の発展に大きく貢献したことなどが評価された。込山教授はユーモアを交えながら「私はこの大学に対する愛情"本務校愛"が人一倍長けていたのではないかと自分自身で評価しています。私は周りから生まれたまま大きくなった人間と言われていますが、若者と非常にフィーリングが合うので、このフィーリングを大事にして若者に対して、本学で学ぶ学生に対していかに大学を愛する、母校を愛することが自分の人生の幸せに直結するということを教えていきたいと思います」と挨拶した。
子育て支援センター(代表受賞・滝沢まゆみ副センター長)
平成4年に学校法人としては、全国初となる子育て支援センターを開設して以来、たゆまぬ努力を重ね、幼児教育と児童福祉を兼ね備えた専門機関として望ましいモデルを示し続け学園の社会的評価向上に多大なる貢献をしたことが評価された。受賞挨拶の中で滝沢副センター長は、センターの理念などについて説明し「支援センターの各種取り組みには年間述べ2万人ほどがそれぞれの期待を持って集まってきてくださっています。子どもが笑顔であるかどうかが私どもの常に心掛けているチェックポイントです。さらにこれから保育を志す学生たちに新しい時代の子育て支援のモデルとなれるよう理想を追求し続けてまいりたいと思っています」と語った。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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