山梨学院パブリシティセンター
日・豪国際交流ホッケー
〜山梨学院ホッケースタジアムで国際交流親善試合〜
〜シドニーの高校生と山梨学院高ホッケー部が交流〜

オーストラリア・シドニーの高校生クラブチームが来日、山梨学院ホッケースタジアムで、山梨学院高校ホッケー部と国際交流親善試合を行った。来日したのは、シドニーのクラブチーム「Bush Rangers」の高校生16人。4月16日から25日の日程で来日、関西の高校と親善試合を行ったあと山梨入りした。オーストラリアチームの平均身長は180cm、190cm以上の選手が5人もいる長身チーム。試合開始直後の山梨学院高は、身長差と力強さに圧倒されたが、俊敏さがオーストラリアチームを上回った。練習で高めて来た組織力で、前半中盤からはゲームを支配した。後半にいったん追いつかれたが、終盤に突き放し、山梨学院高が2−1で試合に勝利した。


親善試合が行われたのは4月23日の午後、山梨県ホッケー協会の要請で実施された。山梨学院高校ホッケー部にとっては、創部初の外国人チームとの試合となった。試合は、前半20分に山梨学院が先制点、オーストラリアチームが後半15分にPCコーナーから同点弾、試合終盤に山学が追加点を奪い2−1と突き放して勝利した。そして、本当に交流を深めたのは試合の後だった。お互いに身振り手振りで会話を交わし、試合の運営を手伝った大学女子チームも加わって大きな円陣を組んだ。真中に入った日・豪4人の掛け声で、全員で「GO!GO!GO!」とシュプレヒコールを上げた。オーストラリアチームの練習は、週2〜3回で練習時間は1時間半程度だそうで、山梨学院高チームが「練習は、 平日2時間、土日は6時間」と答えると、「Oh!My God、強いわけだ」と談笑を交わしていた。オーストラリアチームのマーク・スプリンゲット監督は「個人の技術向上と戦術面のアップを目的に日本に来たが、山梨学院チームを始め日本のチームは戦術がしっかりしており、大変勉強になった。来年また戻って来たい」と日本遠征の感想を述べた。山梨学院高内藤正樹主将は「相手のチームは、フォワードから力強くガツガツ来る日本にはないチームで、最初は焦りました。普段の練習でプレーの精度を高めることを意識しているので、勝つことが出来たのだと思います。こういうチームに対応していれば日本のトップレベルにも対応していけると思うので、この経験を総体・インターハイに活かして行きたい」と海外チーム初体験を格好のステップアップ体験と捉えていた。

文・カメラ(M.T)
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