山梨学院パブリシティセンター
やまなし学研究2013 開講
〜前期「観光立県の行方」、後期「山梨の地域課題」〜
〜講義方式から討論方式に変え全参加者が意見交換〜

山梨学院生涯学習センター(永井健夫センター長)は4月24日、山梨学院生涯学習センター講義室で「やまなし学研究2013」第1回講座を行った。県民の支持が高いやまなし学研究は、昨年度から4月からの前期コースと9月からの後期コースに分けてテーマごとに受講者を募る形に変わった。今年度前期コースは、2年連続となる山梨の観光について考える「観光立県の行方2013」、後期コースは様々な課題について考察する新企画の「山梨の地域課題」の二本柱で実施される。前期は、従来の講義方式から討論会方式に変更され、出席者全員で意見交換を行う形で実施される。第1回は現代ビジネス学部藤原邦彦教授が担当、「山梨の観光を考える視点」について、参加者に次々に意見を求め、活 発な意見交換が行われた。


「やまなし学研究」は、向学心に燃える中高年から高い支持を得ている人気講座。山梨の文化・社会・風土について、一般の社会人と総合基礎教育科目として履修する大学生が、同じ講義室でともに学ぶユニークな地域学研究。2年前までは年間を通して学ぶスタイルであったが、昨年度から4月からの前期コースと9月からの後期コースに分けてテーマごとに受講者を募る形に変更された。

山梨学院大学は、昨年「学部横断型副専攻」として法学部・現代ビジネス学部・経営情報学部で「観光・ホスピタリティ」「スポーツアドミニストレーション」「国際教養」の3分野について、学部の枠を超えて学べる副専攻制度をスタートさせた。今年度のやまなし学研究前期コースは、2年連続で山梨の観光について考える「観光立県の行方2013」がテーマ。第1回講師は、昨年に続き現代ビジネス学部藤原邦彦教授が担当、コーディネーターを経営情報学部黒澤壮史准教授が務め、「山梨の観光を考える視点」について討論会形式で行われた。参加メンバーは、観光産業事業者・従事者、観光行政経験者・担当者、ボランティア活動参加者、学生など、職業も年齢層も様々な人が集った。毎回、質疑の時間に発言して議論に貢献して頂く正規会員15名と講座内容に関心があり、毎回出席できるオブザーバー30名で構成されている。第1回は「山梨の魅力って何だろう」「観光って何だろう」をキーワードに、「観光は町起こし」と話す藤原教授のユーモアあふれる巧みな誘導で、出席者のほぼ全員が自分の意見を述べ合う場となり、活発な意見交換が行われた。
第2回以降の前期コース予定

第2回 5月8日 山梨の観光を推進する戦略―インバウンド観光の視点から―
窪田 克一 (社団法人やまなし観光推進機構専務理事)
第3回 5月22日 コミュニティビジネスと観光
今井 久 (山梨学院大学現代ビジネス学部教授)
第4回 6月5日 山梨の観光行政の課題―観光の取り組みを通じて思うこと―
野田 金男 (山梨学院大学法学部政治行政学科客員教授)
第5回 6月19日 観光を軸とした都市整備―甲府市を例に―
古屋 亮 (山梨総合研究所主任研究員)
第6回 7月3日 山梨とウェルネスツーリズムの可能性
中田 裕久 (山梨総合研究所調査研究部長)
第7回 7月17日 観光は山梨の「基幹産業」となりうるか?
数住 伸一 (山梨学院大学現代ビジネス学部教授)
立石 貴子 (山梨学院大学現代ビジネス学部准教授)

「やまなし学研究2013」前期コースの申し込み受付は4月18日で締め切られた。後期コース「山梨の地域課題」の申し込み受付は、9月2日(月)から9月18日(水)の予定、電話での申し込み限定となっている。

文(M.I)カメラ(平川大雪)
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