山梨学院パブリシティセンター
レスリング東日本学生リーグ戦 2日目
〜群馬大と東洋大を順調に下し開幕から4連勝〜
〜明日が天王山、ライバル日体大・日大と対決〜

大学日本一を決める学生レスリング界最大のリーグ戦「2013東日本学生レスリングリーグ戦」は5月15日、大会2日目の戦いが東京・駒沢体育館で繰り広げられた。東日本学生リーグ戦は、55s級から120kg級までの7階級の各校代表が母校の名誉を賭けて戦うフリースタイルの団体戦。1部の16校はA、Bの2グループに分かれ8校で総当たり戦を行い、両グループの1位校が最終日最終試合で優勝決定戦を行う4日間連戦の大学対抗日本一決定戦。山学大はAグループに入り、初日の大東文化大・中央大戦に続き、2日目の群馬大・東洋大戦も相手を圧倒して勝利、開幕4連勝を果たした。ライバルの日体大・日大と対戦する明日16日の3日目が天王山、最終日最終試合の優勝決定戦進出を かける大一番を向かえる。


2日目の試合が始まる直前に、レスリング五輪存続を訴える催しが行われた。全国から寄せられた92万2169名の署名簿がテーブル上に並べられ、金メダリストの吉田沙保里選手を中心に大会出場全選手が「SAVEOLINPIC WRESTLING」の横断幕を手に、オリンピックからレスリング競技を外さないようシュプレヒコールを上げて訴えた。

第3戦 ≪山学大vs群馬大≫ (5/15)於 東京・駒沢体育館

  55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg
山学大 高橋 鴨居 濱本 バヤラー 亀山 吉川 松野
 
群馬大 伊藤 政金 小野 稲田 棄権 棄権 棄権

山学大7勝0敗勝利。
3日目の第1試合(第3戦)の山学大は、55s級高橋侑希(2年 いなべ総合)、60s級鴨居正和(3年 香川中央)、66s級濱本豊(4年、山口・鴻城)、74s級レンチン・オチル・バヤラー(4年 モンゴル)、84s級亀山晃寛(3年、群馬・大泉)、96s級吉川裕介(1年 霞ヶ浦)、120s級松野裕也(3年、霞ヶ浦)の布陣で臨んだ。先鋒の55s級高橋から66s級までは危なげなく勝利、74s級のバヤラーはやや苦戦し第3ピリオドに持ち込まれたが勝利、この段階で山学大の勝利が確定した。群馬大は84s級以上の3階級を棄権した。

第4戦 ≪山学大vs東洋大≫ (5/15)於 東京・駒沢体育館

  55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg
山学大 朝比奈 鴨居 濱本 野間 中村 吉川 アレグ
 
東洋大 有村 中村 森田 岡本 鈴木隼 鈴木雄 鈴木勝

山学大7勝0敗勝利。
2日目第2試合(第4戦)の山学大は、メンバーを5人入れ替えた。55s級は朝比奈健人(3年 霞ヶ浦)、74s級野間一輝(4年 霞ヶ浦)、84s級中村風太(4年、佐倉南)、96s級吉川裕介(1年 霞ヶ浦)、120kg級は新留学生ボルチン・アレッグ(1年 カザフスタン)で臨んだ。濱本のフォール勝ちを始め、全員が1ピリオドも落とさずに勝利。特に、アジア・ジュニア選手権3位の実績を持つカザフスタンからの新留学生アレッグが圧倒的な強さを見せつけた。最重量級とは思えない俊敏な動きで相手の鈴木勝一から連続してタックルからバックを奪い、1P・2Pとも圧勝した。

明日16日の大会3日目が天王山、5年ぶりのリーグ戦制覇を目指す山学大は、
午後1時からの5回戦で日大、午後3時からの6回戦で前年優勝の日体大と対戦する。

文(M.T) カメラ(平川大雪)
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