山梨学院パブリシティセンター
山梨学院中・高校で学園祭開催
〜名称は今年から「芙蓉祭」〜未来への行進曲〜
〜赤富士の巨大モザイク画が出現、多彩な催し〜

山梨学院中学・高校合同の学園祭が6月18日から20日に開催された。56回目を向えた今年から、校歌の一節「芙蓉の峰を仰ぎ見て・・」から、霊峰富士にちなんだ「芙蓉祭」に名称が変更された。今年のテーマは〜未来への行進曲(マーチ)〜、[未来に向かい、一丸となって、進んでいこう」という思いが込められた。前庭には、全校生徒が共同制作した葛飾北斎の富嶽三十六景凱風快晴(赤富士)をモチーフにした巨大モザイク画が出現した。初日は、大学キャンパス内古屋記念堂を会場にして、文化ステージやクラス発表が行われ、2日目は、高校前庭に模擬店が立ち並んだほか、体育館はエキストラステージ会場となり、グループごとのパフォーマンスが演じられた。また、バザーや茶道部の呈茶など、様々な催しが多彩に繰り広げられた。3日目の最終日は、川田未来の森陸上競技場で体育祭が行われた。


山梨学院中学・高校の学園祭は、昨年までは「学院祭」の名称で開催されてきたが、山梨学院の創立70周年を目前に控え、校内募集で新時代の幕開けに相応しい名称を募った。その結果、校歌の中で「芙蓉の峰を仰ぎ見て・・」と歌われ、美しい芙蓉の花にたとえられる富士山を望む山梨学院には最も相応しいと、3年4組が提案した「芙蓉祭」が採用された。

1日目は、初開催だった昨年に続き大学キャンパス内の古屋記念堂を会場にして文化ステージが開催された。チアリーダー部と新体操部がパフォーマンスを披露、吹奏楽部が昨年度の芸術文化祭で演奏した芸術文化祭賞受賞曲など3曲を演奏。中学・高校のクラス発表が行われた。2日目は、前庭に部活などによる模擬店がオープンした。生徒会が仕込んだ「浅漬けキュウリ」やソフトボール部の「かき氷」、卓球部の「冷やしたぬき」に長蛇の列が出来た。身延金山砂金掘り大会3年連続優勝の科学部は、前庭に砂金堀り体験ゾーンを設け、ボランティア部は、地元酒折本町のお年寄りを招いての恒例の交流会を実施。毎年大人気の保護者から提供された不用品を低価格で販売するバザーは、一度に入ると混乱 するため「1回の入場者15名、買い物5分、会計まで10分、時間制限制」で実施され、廊下は入場待ちの人で溢れた。エキストラステージに変わった体育館では、仮装大会やダンス、カラオケ大会が行われた。フィギュアスケートの河西歩果選手ら特進の2年生5人組で結成した「MARK US」は、ももいろクローバーZに扮した手作り衣装でダンスパフォーマンスを披露、会場の喝采を浴びた。8号館TAKERU2階では、浴衣姿の茶道部員による呈茶が行なわれるなど、学園はどこも明るい笑いに包まれた。赤尾俊生徒会長は「世界遺産になる日本一の富士山にちなんだ芙蓉祭になり、日本一の学園を目指して再スタートする年だと思います。県外から来ている生徒も多いですが、みんな山梨で一緒に生活しています。日本の誇りである富士山を全員制作のモザイク画で表して、未来への行進曲(マーチ)というテーマを掲げました。みんなの気持ちを一つにして、未来に向かい、一丸となって、進んでいこうと思います」と思いを述べた。最終日の20日は、会場を川田『未来の森』運動公園陸上競技場に移し体育祭が行われた。 

文(M.T) カメラ(平川大雪)
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