山梨学院パブリシティセンター
第11回アルテア七夕まつり2013
〜酒折の夏の風物詩、今年も盛況に開催〜
〜学生や地域住民が七夕の夜を思い思いに満喫〜

初夏の夕べを彩る「アルテア七夕まつり」が7月5日、大学内のキャンパスセンター棟STAGE21で開催された。今年で11回目を数え、酒折の街に定着し夏の風物詩となったアルテア七夕まつりには、学生や地域住民など約3000人がつめかけ、思い思いの時間を過ごしていた。今年も会場は想いが込められた色とりどりの短冊や七夕飾りで装飾され、恒例の地域交流ネットワーク「さかおり倶楽部」による夕市、清里ロックのカレーやソーセージ販売、山梨学院短大食物栄養科の揚げパン販売など、多くの出店が軒を連ねた。また、ステージイベントでは山梨学院小学校のアルティーズJr.によるチアダンスや山梨学院ジュニアオーケストラの演奏なども披露され、来場者から大きな拍手が送られた。さらに、今年はライブイベントとして山梨学院大OBでソロアーティストの「海侍-KAIJI-」や中学生アコースティックユニット「ハーモナイズ」などのスペシャルライブが行われ、会場を沸かせていた。


「アルテア七夕まつり」は、今年で11回目を数え、初夏の夕べを彩るイベントとして定着し、毎年学生だけでなく多くの地域住民も参加している。会場となったキャンパスセンター棟STAGE21の上部には、沢山の吹き流しが吊るされ、華やかさを演出。また、会場内には願い事が書かれた短冊や色とりどりの七夕飾りで彩られた竹笹が設置され、蒸し暑い夕べを笹の葉が風に揺られ、涼を与える心地よい音色を奏でていた。会場には今年も多くの出店が軒を連ね、午後4時30分から販売をスタート。「さかおり倶楽部」による山梨特産のフルーツなどの夕市、山学OBが経営する三和豆水庵よる豆腐販売、清里ロックのカレーやソーセージ、山梨学院短大食物栄養科フードクリエイトコースによる揚げパンやアルティ&ベッキーのオリジナルクッキーの販売など多くの店で行列ができるほどの盛況ぶりだった。この日のために、2週間ほど前から準備をしてきた短大フードクリエイトコースの数野智美さん(2年)は「こういう形でお客様に販売するのは初めてです。実際に販売するものなので、安全・衛生面には気を遣いました。"美味しい"と笑顔で言ってもらえると嬉しいです」と笑顔で答えた。また、学生有志として樹徳祭実行委員会も会場設営や来場者に短冊やうちわを配付したりと細かな面で運営をサポートした。樹徳祭実行委員会の清水雄太会長(3年)は「樹徳祭実行委員会はお祭好きな人たちが集まっているので、"楽しんでもらいたい"という気持ちを第一に準備等を行いました。準備は6月から樹徳祭の準備と並行して時間を作りながらで、大変なこともありましたが、とても良い経験になりました。課題などを再確認して10月の本番に向けて頑張りたいです」と力強く語った。  

一方、午後6時には山梨学院ウインドブラスアンサンブルが奏でる華やかなファンファーレでステージイベントが開幕。主催者を代表し山梨学院学生センターの込山芳行センター長が「早いもので11回を数えるものになりました。例年以上に多くの方にお越しいただいているように感じます。今年は天候にも恵まれ、蒸し暑くなっていますが、涼風にあたり、心ゆくまで夏のひとときをお楽しみください」と挨拶。ステージイベントの先陣を飾ったのは山梨学院小学校のアルティーズJr.によるチアダンス。子どもたちの元気いっぱいのパフォーマンスに来場者から大きな拍手が送られた。ステージを引き継いだ山梨学院ジュニアオーケストラは、少人数ながら優しい豊かなメロディで来場者を魅了した。また、箱根駅伝やスポーツ大会などで選手たちを音楽で鼓舞する大学・短大生で構成する山梨学院ウインドブラスアンサンブルは迫力あるサウンドを披露。さらに今年は、ライブイベントとして山学OBで県内のみならず東京など県外で活躍するソロアーティストの「海侍-KAIJI-」がスペシャルライブを行ったほか、山中湖きららアマチュアバンドフェスティバル2012特別賞を受賞した中学生アコースティックユニット「ハーモナイズ」、フォークシンガー「まっちゃん」、甲府市酒折発の萌え系コスプレアイドルグループ「萌きゅんエンジェル」のスペシャルステージも行われ、会場を沸かせていた。

フィナーレの午後8時20分にはカウントダウンにより会場周辺の照明が落とされ、会場はランプだけの幻想的な雰囲気に包まれた。ここ数年雨や曇りなどで星空を眺めることはできなかったが、今年は、土星を見ることができ、来場者は七夕の夜に遠い宇宙に想いを馳せていた。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
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