山梨学院パブリシティセンター
平成25年度春季山梨学院学生チャレンジ制度
〜行動する学生の意欲を大学が全面的に支援〜
〜成果を社会や地域に還元する企画7件を認定〜

平成25年度春季山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式が7月10日、大学キャンパス内のシーズシアターで行われた。この制度は、平成7年に発足し、学生のやる気やチャレンジ精神に大学が経済面などで全学的に支援する制度で、平成15年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも採択された。企画は春・秋の年2回受け付けており、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査される。今年度春季は大学・短期大学から13件の企画の応募があり、選考委員会による審査を経て学部学科の特性を活かした企画や学生ながらの若い視点で検討がされた企画7件を認定。全ての企画が成果を社会や地域に還元することが企画概要に盛り込まれており、地域に根差した山梨学院を象徴しているかのようであった。授与式では選考委員長の込山芳行学生センター長から認定企画団体の代表者7人に認定書が授与された。認定団体を代表し現代ビジネス学科3年の古明地幸文さんが企画の成功に向け、決意表明を行った。


山梨学院学生チャレンジ制度は、平成7年に発足し"行動する学生"の意欲を全面的に支援する山梨学院独自の制度。この制度は「学生の課外活動を通じて得られる自主的な探究心と積極的な行動力の涵養」を目的に実施され、平成15年度には文部科学省による「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。「こんなことに挑戦したい!」という企画を文書にして大学に提出すると、応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給される。募集は春と秋の年2回行われ、選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価される。今年度春季は大学・短大から13件の企画の応募があり、選考委員会の審査の結果以下の7件の企画が認定された。

1.団体名「江藤俊昭ゼミナール 市民教育班」(6人)
企画テーマ「SNSから生まれる一票 〜新たな選挙制度を未来を担う若者に広める〜」
企画概要「高校生を中心とした若者たちにネット選挙を始めとした選挙制度の仕組みや選挙の大切さを伝えるために、出前授業、模擬投票などを通してシティズンシップ教育の活動を実践する」

2.団体名「今井 久ゼミナール」(18人)
企画テーマ「やまなし食のマッチングフェア2013」
企画概要「東京で開催されるやまなし食のマッチングフェア2013に参加し、本県の食に関する代表的な企業と連携をして、山梨の食を県外に広め、本県の活性化に貢献する」

3.団体名「日燉D一郎ゼミナール」(12人)
企画テーマ「勝沼の観光をデザイン 〜地域連携を通じた地域ブランドの構築〜」
企画概要「勝沼の観光活性化をテーマに現地でのヒアリングとアンケート調査などとフィールドワークを実践し、そこで得られた観光活性化策を旅行社を前にプレゼンテーションを行う」

4.団体名「健康栄養学部管理栄養学科3年生」(45人)
企画テーマ「災害時の避難施設での食料確保と料理提供」
企画概要「災害時における山梨県民の生命確保や栄養管理に貢献しうる食料備蓄リストの作成や備蓄品を用いたレシピの開発に取り組み、ホームページや公開講座を通じて啓蒙活動を行う」

5.団体名「健康栄養学部2年生有志」(13人)
企画テーマ「運動部の高校生を対象とした食育活動」
企画概要「市販されているスポーツドリンクを調査し、運動部に所属する高校生に適したスポーツドリンクを試作するとともに、不足しがちな栄養素を摂取できる食事のメニューを考案する」

6.団体名「青木慎悟ゼミナールスポーツ栄養チーム」(4人)
企画テーマ「高校生スポーツ選手を対象とした栄養サポートの実践!!」
企画概要「高校生のスポーツ選手たちを対象に不足しがちな栄養素を摂ることができる補食の提供や栄養教室を実施し、選手の栄養状態の改善やパフォーマンスの向上に寄与する」

7.団体名「保育科伊藤美輝ゼミナール」(14人)
企画テーマ「山梨県立美術館「動物ものがたり」への企画参加」
企画概要「山梨県立美術館で開催される企画展「動物ものがたり」の企画を担当し、小さな子どもたちに美術館の楽しさを伝えるために工作ワークショップの立案や運営を行う」

認定書授与式は、企画認定団体の関係者や指導教員などが出席し、キャンパスセンター棟2F・シーズシアターで挙行された。選考委員長の込山芳行学生センター長は「チャレンジ制度もまもなく20年になろうかとしています。学生オリジナリティの企画はもちろんですが、先生方の支援も重要になってきます。是非、当初の計画通り、頑張って立派な成果をあげてください」と語り活躍を期待した。認定団体を代表して日焜[ミの現代ビジネス学科3年の古明地幸文さんが「込山学生センター長より認定書を授与していただき、認定された重みを感じ身の引き締まる思いです。私たち日焜[ミナールでは、山梨を観光で活性化するプロジェクトとして勝沼をテーマに取り組んでいます。今回認定していただいた全団体がチャレンジ制度の趣旨にあった行動ができ、良い結果が残せるよう精いっぱい取り組んで参ります」と決意表明し、込山センター長と熱い握手を交わした。

文・カメラ(Y.Y)
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