山梨学院大学の現代ビジネス学部と経営情報学部の学生有志15人が、山梨の魅力を高校生に発信するためのフリーマガジン「ヤマンタ」を制作し、7月17日にシーズシアターで制作発表会が行われた。このプロジェクトは、株式会社リクルートとのコラボレーション企画で、プロの制作マンと大学生とが手を組み、山梨県の観光や産業などの魅力を再発見し、高校生に発信しようというもの。大学生らは3グループに分かれ、学生目線で高校生に伝えたいことを企画案として練り、県内の観光地や企業などで取材を重ね、制作を行ってきた。この日は、古屋忠彦学長を始め、教職員らに企画意図や制作過程の最終プレゼンを行った。3グループは15分という限られた時間内で、企画意図などとともに、このプロジェクトにより感じたことや反省点などを発表した。なお、この発表会では、プレゼン内容を参加者らが評価し、最優秀発表を決定。審査の結果、「キャンパスライフと未来をイメージしてもらえるフリーマガジン」を企画した"OKUTOBAグループ"が最優秀として評価された。ヤマンタは編集作業が9割ほど終わり、8月のオープンキャンパスに合わせ発刊される予定となっている。
山梨学院大学の学生によるフリーマガジン制作プロジェクトには、現代ビジネス学部と経営情報学部の学生有志15人が参加。このプロジェクトは、株式会社リクルートとコラボレーションし、プロの制作マンと大学生とが手を組み、山梨県の観光や産業などの魅力を再発見し、高校生に発信する企画。15人の学生は3グループに分かれ、リクルートが用意した大テーマを、それぞれのグループで検討し、山梨の魅力の再発見や発信の仕方、企画意図などを立案した。この日は、それぞれのグループの企画意図や制作過程を古屋忠彦学長を始め、教職員らに発表・報告。編集長を務めた(株)リクルートメディアコミュニケーションズの品川将一郎氏は「4月から3か月に渡り、学生とフリーマガジンを作ってきました。タイトルは「山梨」と"躍進"を意味するイタリア語の「スピンタ」を掛け合わせ「ヤマンタ」とし、山梨を躍進させていくという思いを込めました。このマガジンのコンセプトは、若者たちに山梨で学び、山梨で働くということをより広く発信してくことをコンセプトにしています。参加した学生には山梨を再発見し、グループワークやディスカッションを通じ、企画決定、取材を行いました」と制作過程などを説明。のどぐろ、BBばかんす、OKUTOBAの3グループが山梨で輝いている企業や山梨で就職した卒業生、学生アンケート、教員インタビューなどリクルートが設定した大枠の中で自分たちで企画構成し、実際に現地を訪れ取材を重ねた。各グループは限られた時間の中でプレゼンを行い、取材・制作過程を総括し、プロジェクトを通じ得たことや反省点、次号に向けての向上方策について発表した。なお、この発表会では、社会人基礎力向上の一環として、プレゼン内容を参加者らが評価し、最優秀発表グループを決定。審査の結果、「キャンパスライフと未来をイメージしてもらえるフリーマガジン」を企画した"OKUTOBAグループ"が最優秀発表に決定した。古屋忠彦学長は「完璧な出来栄えで冊子の完成を楽しみにしています。これを機に、学生と教職員とが手を携えてふるさと山梨と自分たちのいる大学をもっと良くしていってください。教員も職員も学生も自分のことだけを考えず周りを見て母校のこと、ふるさとのことを一緒に考えられるような豊かな人間になってもらいたいと思っています」と講評した。
ヤマンタは表紙案や紙面レイアウト等編集作業は9割ほど終わっており、8月のオープンキャンパスに合わせて発刊される予定になっている。
文・カメラ(Y.Y)
アルバムはこちら