山梨学院パブリシティセンター
秋季関東高校野球県大会 準決勝
〜日川高を9−2で下し関東大会出場を決める〜
〜打線爆発8回コールド、菊池主将負傷退場〜

第66回秋季関東高校野球山梨県大会は10月5日、甲府・小瀬球場で準決勝2試合が行われた。山梨学院高は第1試合で、夏の甲子園出場校日川高と対戦した。1回表に日川に2安打2四死球で1点を先制されたが、1回裏に3番上原進の2塁打と5番山口大輔のタイムリーで逆転。2回裏に再び上原が2塁打を放ち2者が生還、山口が2塁打を放ち3者が生還、一気に7―1と序盤で大量リードした。5回に日川に1点を奪われたが、山口から大城哲平への投手リレーで後続を断ち、8回裏に8番稲葉皇介の2塁打で9−2と突き放し8回コールド勝ちした。第2試合は東海大甲府高が7−1で日本航空高を下した。山梨第1代表、第2代表を決める決勝戦は、明日6日、午後1時から小瀬球場で行われる。


秋季関東高校野球県大会準決勝≪山梨学院高vs日川高≫(10/5)小瀬球場

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
合計
日川高
1
0
0
1
0
0

0

0
×
2
山梨学院高
2
5
0
1
0
0
0
1
×

9

(8回コールドゲーム)
山学バッテリー 山口・大城−笠原、 2塁打 上原2・山口2(山学)石垣(日川)、山学13安打 日川6安打、山学1失策 日川4失策、

山学のマウンドには、山口大輔(2年)が吉田高戦に続き2度目の先発をした。この日の山口は、好投した前回と違い制球が定まらず、1回表に2安打2四死球で1点を先制され、尚も満塁の大ピンチを招いた。しかし、ここから踏ん張り、後続を抑えたことがチームの逆転勝利につながった。この1週間は、日川のサイドスローエース石垣文太投手を想定した練習に取り組んだ打線は好調だった。1回裏に3番上原進(2年)の2塁打と5番山口大輔のタイムリーですぐに逆転。2回裏に再び上原がライト線に2塁打を放ち2者が生還、山口がレフトオーバー2塁打を放ち3者が生還、一気に7―1と序盤で大量リードした。4回には4番菊池海斗(2年)の死球を足掛りに1点を追加した。5回表に日川に1 点を返され、尚も満塁とされたが、山口から大城哲平(2年)への投手リレーで後続を断ち、8回裏に8番稲葉皇介(2年)のタイムリー2塁打で9−2として8回コールド勝ち、6年ぶり6度目の関東大会出場を決めた。菊池海斗主将は、死球を受けた際に右指を負傷し病院に向かった。

上原進選手「打ったのは真ん中のストレート、チームに貢献する役割をやっと果たせた」。山口大輔選手「ボールがうわずってしまい、修正しようとしたが、直せなかった、バッティングは良かったが、ピッチングがだめだった」。金城義副主将「関東は決めたけど、ケガ人が出てしまった。練習して来たバンドを決められなかった。やるべきことをきちんとやって、全力で甲子園を目指したい」。吉田洸二監督は「1回表を1失点で切り抜けたことが大きかった。大量失点しなかったことで落ち着いて1回裏の攻撃に入れた。日川の石垣君のサイドスローを想定した練習が功を奏した。菊池は死球直後に指が腫れあがっていた、関東も無理だとなると非常に痛い。あれだけバンドを練習しながら、今日もバンドを決められなかった。関東では当たり前のことを当たり前に出来ないと勝てない。バッターには、流し打ちではなく、逆方向に向かってバットをぶつけるバッティングを指示した」と試合を振り返った。

第2試合は、東海大甲府高が日本航空高に7−1で勝利した。決勝戦は、山梨学院対東海甲府の対決となった。明日10月6日(日)小瀬球場午後1時プレーボールで対戦する。山梨学院は2007年以来の5度目の秋優勝を目指す。
文(M.T)、カメラ(平川大雪)
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