山梨学院パブリシティセンター
高校サッカー選手権県大会 開幕
~山梨は35校が激突、正月の国立を目指す戦い始まる~
~初戦の谷村工戦を大勝で発進、13日に日大明誠戦~

平成25年度「第92回全国高校サッカー選手権山梨県大会」が10月12日開幕した。冬の選手権切符をかけ、35校が激突する秋の陣が始まった。山梨学院高は、部員の不祥事で、インターハイ県予選への出場を辞退、2カ月間活動を自粛した。プリンスリーグ関東1部リーグ復帰に続き、この大会から県大会に復帰した。1回戦の対戦相手は谷村工、ホームの和戸サッカー場で対戦した。試合は、前半で山口一真がハットトリックを達成させ、高橋建也は4得点をマーク。後半は2人に替わって出場した原拓人と小川雄大がともに4得点をあげるなど、最終的には17-0の大差で谷村工を下し、2回戦に駒を進めた。明日13日に日大明誠高と、日大明誠高グランド午前10時キックオフで対戦 する。


高校サッカー選手権県大会 1回戦
≪山梨学院高vs谷村工高≫(10/12)於山梨学院和戸サッカー場
○ 山梨学院高 17
前半 8−0
後半 9−0
0 谷村工高 ●
得点 冨田、山口3、高橋4、原4、小川4 、鈴木

山梨学院和戸サッカー場には「迷うな突き進め!山梨学院」の横断幕が掲げられた。甲府盆地は、この日も最高気温31℃、10月とは思えない連日の猛暑日。山学イレブンは暑さの中で心を熱く燃やした。開始10分、8番MF冨田博斗(3年)が25mのミドルシュートで最初のゴールをこじ開けた。そして、7番MF樋口竜也(3年)と6番MF小林智光(3年)のダブルボランチを起点に、怒涛の攻撃を見せた。10番FW山口一真(3年)が前半だけでハットトリックを達成、同じFWの9番高橋建也(3年)はさらに上回る4得点をマークした。後半も、山口と高橋に替わって出場した2年生FWの原拓人と小川雄大の2人が揃って4得点をあげるなど、全員攻撃全員守備で付け入る隙を与えず17-0で谷村工を下した。
毛利駿也主将は「戦いの場に戻ることが出来たことに感謝し、全力で戦いたい。トーナメント戦は難しい所があるが、自分たちが出来ることをしっかりやって、準決・決勝に進めるよう、明日もしっかり戦いたい」と語った。吉永一明監督は「試合が出来ない時があっただけに、我々にとっては、ここで皆の前で試合が出来たことは幸せな事。チーム内でいい競争はできている、誰が出てもそこそこはやるなと思って頂けたと思う。組織を大事にしながら、個も大事にして、チームの目標が達成できるよう、全力で戦って行きたい」と初戦を振り返った。
山梨学院高の第2戦は、明日13日、日大明誠高とアウェイの日大明誠高グランド午前10時キックオフで対戦する。

文(M.Ⅰ) カメラ(平川大雪)
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