平成25年度「第92回全国高校サッカー選手権山梨県大会」は10月20日、山梨県内4会場で3回戦8試合が行われた。このうち、山梨学院高はホームの山梨学院和戸サッカー場に山梨高を向かえて対戦した。試合は、前半6分にFW大橋皇気のゴールで先制したのを皮切りに、12分にFW原拓人がヘッドで押し込むなど、前半だけで5点を奪い、後半にも4点を追加した。梨高に反撃の機会を与えず9−0と快勝した。ベスト8に進出したのは、桂、帝京三、東海甲府、甲府西、日本航空、甲府昭和、富士河口湖、山梨学院の8校。準々決勝の4試合は、27日(日)に韮崎中央公園陸上競技場と芝生広場で行われる。山梨学院高は富士河口湖高と芝生広場午前11時試合開始で対戦する。
高校サッカー選手権県大会 3回戦
≪山梨学院高vs山梨高≫(10/20)於山梨学院和戸サッカー場 |
○ 山梨学院高 9 |
前半 5−0
後半 4−0 |
0 山梨高 ● |
得点 大橋2、原2、福森2 、荻野2 堀米 |
1回戦の谷村工戦と2回戦の日大明誠高戦は、ほぼベストメンバーで臨んだが、3回戦の山梨学院は、出場機会の少ないメンバー中心の編成で臨んだ。立ち上りから相手ボールにプレッシャーをかけ、主導権を握り攻め上がった。前半6分に右サイドから切り崩し、FW大橋皇気(3年)が右足を振り抜き先制した。12分には185cmの長身FW原拓人(2年)がゴール前に上がったクロスボールをヘッドで押し込み、原は19分にも利き足でない右足でゴールを奪った。前半だけで5点を奪い、後半も大橋とFW福森勇太(2年)、DF荻野由貴(3年)の2得点目、途中出場のMF堀米拓未(3年)のゴールで4点を追加した。梨高に反撃を許さず9−0と快勝した。
試合後、吉永一明監督は選手を集め「戦いはこれから重みを増す。何が出来るかということを踏まえて日常から行動し、練習と試合に臨むように。相手ではなく自分との戦いだ」と全員の気持を引き締めていた。
山梨学院の次の戦いは準々決勝戦。27日(日)に韮崎中央公園芝生広場午前11時キックオフで富士河口湖高と対戦する。戦う戦士たちに、イビチャ・オシムの言葉を贈りたい。「カウンターを受けて、守れるチームはない。レアル・マドリードだって、4点取られる。サッカーは攻撃する時には、絶対にリスクを冒さなければいけないんだ]。リスクに備える必要はある。だが、迷うな!突き進め山梨学院。
文(M.T) カメラ(藤原 稔)
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