山梨学院パブリシティセンター
秋季関東高校野球大会 準決勝
〜白鴎大足利高に一歩及ばず決勝進出はならず〜
〜関東大会でチーム力成長、大殊勲の大健闘〜

センバツ甲子園につながる「第66回秋季関東高等学校野球大会」は10月30日、茨城・ひたちなか市民球場で準決勝2試合が行われた。山梨学院高校は栃木第2代表白鴎大足利高校と対戦した。2日連続完投した山口大輔に替えて、山学のマウンドには大城哲平が上がった。力が拮抗したチーム同士の試合だったが、1回裏と2回裏の2度の満塁のチャンスを逃し、3回表に守備の乱れから2点を先制された。この日は継投策、4回途中から宮野大夢、6回から上原進、8回途中で山口大輔がワンポイント、9回には上原が再登板した。打線は最終回に1点を返したが、あと一歩及ばず1−3で敗れた。決勝進出は逃したが、山学ナインは、不安一杯で臨んだ関東大会でベスト4を獲得、大殊勲大健闘した。


秋季関東高校野球大会準決勝≪山梨学院高vs白鴎大足利高≫(10/30)ひたちなか市民球場

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
合計
白鴎大足利高
0
0
2
0
0
0

1

0
0
3
山梨学院高
0
0
0
0
0
0
0
0
1

1


山学バッテリー 大城・宮野・上原・山口・上原−笠原、 
足利バッテリー 比嘉―小川
両チームとも長打なし、
山学7安打 足利12安打、山学2失策 足利1失策、

山学のマウンドには、左腕の大城哲平(2年)が上がった。1回から3回2死まではランナーを出しながらも、遅いボールを主体に抑えていた。しかし、2死3塁の場面で打ち取った打球を遊撃手が1塁に悪送球、後続に連打されこの回2点を失った。4回途中から5回までは右腕の宮野大夢(1年)が速球主体に投げ込み、6回から8回途中まで右サイドスローのエース上原進(2年)がスライダー主体に投げた。上原は7回に内野安打で1点は失ったが、復調の気配を見せた。8回に山口大輔(2年)がワンポイントリリーフしたが、9回は上原が再び登板し白鴎足利打線を三者凡退に抑えた。山学打線は、1回と2回の先制機を逃して以降は、足利の185cm長身右腕比嘉新を打ちあぐねた。塁にランナーは出しても後続が重い速球と変化球を打てなかった。9回裏に1番金城義(2年)の右前適時安打で1点を返したが、力及ばず1−3で押し切られた。

菊池海斗主将は「大会前は、送りバンドとピッチャーの制球力が課題でしたが、山口がよく投げてくれて、全員で戦った充実した大会になりました。まだまだ課題はたくさんあることも分かりました。一つ一つしっかり反省して、冬に鍛えたい」と充実の秋を振り返った。吉田洸二監督は「新チームを作った時には、ピッチャーもキャッチャーもいないところからのスタートだったので、ここまでこれた生徒をほめてあげたいです。アウトコースは高校生打てるんです。急造ピッチャーの山口が通用したのは、バッターのインコースに投げれたから。
負けたのは残念ですが、直さないといけないところが具体的に見えた大会だったと思います。そこのところが直せないと甲子園で勝てないので、これから取り組んで行きます」と収穫と課題の両方を得た関東大会を振り返った。

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百戦錬磨ではない
ピッチャーもキャッチャーも 
夏の大会までは外野手だった
急造のバッテリーだった上に 
山梨大会ではミスが多かった
送りバンドも走塁もミスした
それでも強打で山梨を制した

6年振りの関東出場
選手にとっては初出場と同じ
初戦で神奈川日大高に勝った 
犠打もスクイズも全て決めた
第2戦で健大高崎にも勝った
奇跡のような8回裏の逆転劇
準決勝で白鴎足利に敗れたが
課題を克服することが出来た  
チームが目指す野球が見えた

もしかしたら夢舞台
来春吉報が届くかも知れない
可能性が高い実績を作ったが
この世に絶対はないのだから
来ないということだってある
万一、届かなかったとしても
力を落とすことなど何もない
その胸に自信と手応えを得た

自分たちは戦える
秋から冬に心と技を鍛えよう
自分たちの野球を追求すれば
力を磨けば全国でも戦えるぞ
明日から又砂田で努力しよう
来夏には必ず百戦錬磨になる

         
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文(M.T)、カメラ(平川大雪)
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