山梨学院パブリシティセンター
第15回山梨学院アルテア室内管弦楽団演奏会
〜今年は「フランス音楽の世界」を特集〜
〜紅葉に色づいたキャンパスに芸術・文化の風漂う〜

第15回山梨学院アルテア室内管弦楽団演奏会が11月27日、山梨学院メモリアルホールで開催された。この演奏会は毎年この時期に実施され、今年で15回目を数え、やまなし県民文化祭協賛事業として山梨におけるクラッシック音楽の普及、向上に貢献している。今年はフランス音楽の世界をテーマに、J.イベールの「室内管弦楽のためのディヴェルティメント」やC.フランクの「交響的変奏曲」などが演奏された。演奏会は昼の部と夜の部で構成され、昼の部では「小中学生のためのクラシックコンサート」と題し山梨学院小の2年生〜5年生までの児童約260人と山梨学院中の全校生徒約300人が鑑賞し、本格的なオーケストラの演奏を楽しんだ。児童・生徒らは東京フィルハーモニー交響楽団や東京都交響楽団などに所属する一流の演奏家らが奏でる旋律に耳を傾け、迫力ある演奏を肌で感じていた。夜の部では県内のクラッシック音楽ファンや地域の人々などが鑑賞し、休憩時間にはワインや日本酒、ソフトドリングが振舞われ、紅葉色づくキャンパスに芸術・文化の風が漂い、思い思いに秋の夜長を満喫していた。


山梨学院アルテア室内管弦楽団は、この日のためだけに編成され、音楽ファンを魅了する豪華な顔触れとなっている。メンバーは東京フィルや都響、東京交響楽団などに所属したり、ソリストととして、国内だけでなく海外などでも広く活躍しており、今年は44人で編成(内訳:指揮1人、ピアノ2人、ヴァイオリン14人、ヴィオラ4人、チェロ4人、コントラバス3人、フルート2人、オーボエ2人、クラリネット2人、ファゴット2人、ホルン4人、トランペット2人、トロンボーン1人、ティンパニ1人)。山梨学院短期大学の白河和治教授がタクトを振り、三浦章広氏(東京フィル・コンサートマスター)がコンサートマスターを務めた。
 
昼の部では「小中学生のためのクラシックコンサート」と題し山梨学院小の2年生〜5年生までの児童約260人と山梨学院中の全校生徒約300人が鑑賞。演奏曲目は以下の4曲で、より多くの曲を鑑賞するため、曲によっては短い編成で演奏された。(●印は昼の部のみ)

○J.イベール作曲 「室内管弦楽のためのディヴェルティメント」
○C.フランク作曲 「交響的変奏曲」
○G.ビゼー作曲 「交響曲第1番」ハ長調 
●C.サンサース作曲 「白鳥」
 
4曲の演奏後には代表生徒が「素晴らしい演奏をありがとうございました。普段は生でオーケストラの演奏を聞く機会がないのですが、私たちの知っている曲もあり、みなさんの奏でる音色が素敵で楽しむことができました」とお礼を述べた。また、楽団メンバーへの質問コーナーでは、子どもたちから弦楽器の弓の長さの違いや練習時間、打楽器の演奏方法などの質問が挙げられ、メンバーらは分かりやすく丁寧に答えていた。夜の部では、県内のクラッシック音楽ファンや地域の人々などがフランス音楽の世界を堪能し、休憩時間には県内産のワインや日本酒、ソフトドリンクを味わい、紅葉色づくキャンパスの秋の夜長を思い思いに満喫していた。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)
| アルバム1 |

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