山梨学院パブリシティセンター
給食施設・運営で表彰
〜山梨学院クッキングハウスが知事賞を受賞〜
〜施設の充実と安全で安心な給食運営が評価〜

山梨学院幼稚園と山梨学院小学校の給食を作っている「山梨学院クッキングハウス」が、12月1日に開催された「健やか山梨21推進大会」の席上で、山梨県知事から特定給食施設知事賞の表彰を受けた。昭和29年に山梨学院幼稚園直営の給食施設として設置され、山梨学院小学校の開校に伴い、幼稚園の園児と小学校の児童の給食を一手に引き受けている。継続年数は半世紀以上の59年、2011年3月に最新設備が整った新施設が完成、名称をそれまでの給食室から山梨学院クッキングハウスに改称した。管理栄養士・栄養士・調理師・調理員が、1人分の栄養価は一日必要量の三分の一、不足しがちな栄養素については二分の一摂取を目標に毎日の献立を作成、学級単位での調整にも目を配っている。食物アレルギーを持った子どもへの代替食の提供など、衛生管理と安全管理への取り組みが高く評価された。


山梨学院クッキングハウスは、キャンパス内の幼稚園に隣接して設けられており、建物西側の側面に大きな文字でCOOKING HOUSEと刻まれているのが特徴的。現在の施設は2011年3月に完成、HACCP[HA(危害分析)とCCP(重要管理点監視)からなる食品製造工程における品質管理システム]に基づいた最新の給食施設として整備された。1日当たりの給食数は743食、幼稚園は年少・年中・年長ごとに、小学校は低学年・中学年・高学年ごとに6段階で設定、健康状態、運動量、残食などの把握を行いながら、学年だけでなく学級単位での調整にも努めている。また、施設内に食物アレルギー専用室を備え、食物アレルギーを持った子どもへのきめ細かな対応と、除去による栄養不足を招かないよう配慮をしている。学校給食衛生管理基準、大量調理施設衛生管理マニュアルに加えて、独自に設けたチェック基準で厳しく衛生管理・安全管理を行っていることが評価された。
 
知事表彰は、12月1日に県立文学館で行われた平成25年度健やか山梨21推進大会の席上で行われた。特定給食施設表彰を受けた山梨学院クッキングハウスの他、食生活改善推進員、栄養改善功労者、調理師功労者が表彰を受けた。山梨学院からは佐野英子給食主任が出席し壇上で表彰状を受け取った。山梨学院幼稚園山内淳子園長は「受賞について園内で報告した時に、みなさんから拍手が沸き起こりました。本当に光栄でうれしく思っています。管理栄養士や栄養士・調理員さんたちが愛情を込めて、子どもたち一人ひとりの顔を思い浮かべながら一生懸命やってきましたので、努力が報われたととてもうれしく思っています。これからも安心で安全な給食作りに励んで行きたいと思っています」と感想を述べている。
 
59年という長い歴史の積み重ねと、一人ひとりの職員が黙々と積み重ねた努力が、知事表彰という形で、山梨県から認められた。
 
文(M.T) 写真提供 山梨学院幼稚園
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