山梨学院パブリシティセンター
男子第25回全国高等学校駅伝競走大会開会式
〜山梨学院3年連続13回目『はい』と元気に起立〜
〜2区・5区以外昨年と同じ「優勝を目指したい」〜

男子第64回全国高等学校駅伝競走大会の開会式が12月21日、島津アリーナ京都で行われた。出場校紹介では先に昨年優勝校の豊川(愛知)が、その後に47都道府県代表が北海道から紹介された。山梨県代表で3年連続9回目アベック出場の山梨学院が15番目に「3年連続13回目出場です」と紹介されると、箱崎孝久監督と西山令主将を始め9選手が「はい」と大きな声で起立。会場から一際大きな拍手が送られた。国旗掲揚のあと、昨年の優勝校から全国高体連会長杯、優勝旗などが返還。全国高等学校体育連盟の小野力会長が「レースに出る人は『自分の走り』に、付き添いとして応援する人は『自分の行動』に、全力を出し切ったチームが優勝の栄冠を勝ち取れる。そして、この大会から7年後の東京オリンピックに出場する選手が生まれることを期待します」と挨拶。選手を代表して昨年女子優勝校・立命館宇治の酒匂友香選手(3年)が「選手一同は、激しい予選を勝ち抜きここ都大路に集いました。仲間と郷土の思いを追い風に激走します」と力強く選手宣誓を行った。優勝候補の一角にあげられている山梨学院の箱崎孝久監督は「チームの仕上がりは順調。オーダーは2区と5区に1年生2人を起用した以外は昨年と同じ。選手は気合いが入っているので、気負い過ぎないように上手く調整したい。『4区が鍵』。チャレンジヤー精神で優勝を目指したい」と述べた。


箱崎孝久監督は壮行会で「全員が自己記録更新をテーマに練習を積み重ね強化に取り組むなど、部員は強い意思と意欲を持って結束している。チャレンジ精神を前面に出し、元気で爽やかに高みを目指し、優勝に絡む戦いを挑みたい」と述べた。都道府県予選会の2時間6分25秒は全国3位、ちなみに11月23日の関東大会では2時間4分58秒をマーク。この記録は昨年の都大路の3位に匹敵するなど、初優勝に期待のかかる山梨学院。箱崎孝久監督は19日から京都に入り、オーダーを組み立てて、本日の監督会議の前に提出。

◇エントリー選手◇
 
☆第1区 10km(西京極陸上競技場〜烏丸鞍馬口)
●上田健太(うえだ けんた 3年・山梨県 甲府北中)
《 5,000m 13′58″85 》

[3年   関東1区5位29′27″、山梨7区1位14′42″区間新]
[2年 都大路1区19位30′21″、関東1区5位29′54″、山梨3区1位24′37″区間新]
[1年 都大路7区10位14′48″、山梨7区1位15′40″]
 
☆第2区 3km(烏丸鞍馬口〜丸太町河原町)
●小林 雄斗(こばやし ゆうと 1年・山梨県 浅川中)
《 5,000m 14′40″55 》
[1年 関東2区2位08′30″、山梨2区1位08′49″]
 
☆第3区 8.1075km(丸太町河原町〜国際会館前)
●副主将・河村 知樹(かわむら ともき 3年・愛知県 鬼崎中)
《 5,000m 14′16″37 》
 
[3年   関東3区2位24′13″、山梨6区1位14′39″区間新]
[2年 都大路3区21位24′50″、関東4区1位24′05″、山梨6区1位14′51″区間新]
[1年 都大路3区39位25′54″、関東1区25位31′21″、山梨3区3位25′53″]
 
☆第4区 8.0875km(国際会館前〜丸太町寺町)
●市谷龍太郎(いちたに りゅうたろう 3年・石川県 津幡南中)
《 5,000m 13′56″31 》

[3年   関東4区2位24′03″、山梨1区1位29′34″区間新]
[2年 都大路4区3位23′30″、関東3区3位24′18″、山梨4区1位24′16″]
[1年 都大路4区26位24′34″、関東4区8位25′17″、山梨6区1位15′22″区間新]
 
☆第5区 3km(丸太町寺町〜烏丸紫明)
●熊谷 尭之(くまがい たかゆき 1年・東京都 志村第四中)
《 5,000m 14′47″64》
[1年 山梨5区1位09′01″]
 
☆第6区 5km(烏丸紫明〜西大路下立売)
●矢ノ倉 弘(やのくら ひろし 3年・山梨県 大月東中)
《 5,000m 14′14″47 》

[3年   関東6区1位14′40″、山梨3区1位24′41″]
[2年 都大路6区6位15′02″、関東6区3位14′53″、山梨1区1位31′27″]
[1年 都大路6区10位15′01″、山梨4区3位25′54″]
 
☆第7区 5km(西大路下立売〜西京極陸上競技場)
●主将・西山 令(にしやま りょう 3年・愛知県 葵中)
《 5,000m 14′18″50 》

[3年   関東7区4位14′57″、山梨4区1位24′59″]
[2年 都大路7区1位14′29″、関東7区2位14′51″、山梨7区1位15′19″区間新]
[1年 都大路2区16位08′28″、関東3区18位25′24″、山梨2区1位08′45″区間新]
 
補 員
●山口 純平(やまぐち じゅんぺい 2年・東京都 西戸山中)
《 5,000m 14′47″34 》
 
●関川 大悟(せきかわ だいご 1年・長野県 伊那東郡中)
《5,000m 14′56″76》
[1年 関東5区21位09′08″]
 
●花田 幹太(はなだ かんた 1年・山梨県 石和中)
《5,000m 15′07″50》
 

箱崎孝久監督は、理想的な展開として「1区で先頭集団で走り。2区で上手く繋ぎ、3区の留学生区間で粘り、4区で先頭に出て、5区で焦らず確り繋げ、6区・7区で再びトップに出たい」と頷く。「優勝を狙いたい」ときっぱり、一点の曇りもない。明日12時30分、京都市西京極総合運動公園陸上競技場をスタート、フィニッシュとする京都市西京極総合運動公園陸上競技場付設マラソンコース42.195km(7区間)で46校と競い、部員と関係者ともに全力を出し切り初優勝の栄冠を取りにいく。

文(H.K)、カメラ(藤原稔)(今村佳正)
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