山梨学院パブリシティセンター
平成25年度山梨県イメージアップ大賞表彰式
〜山梨学院高男子駅伝部・県勢初となる全国制覇〜
〜山梨県に貢献できるよう さらなる高み目指す〜

男子第64回全国高校駅伝競走大会で山梨県勢初優勝を果たした山梨学院高校男子駅伝部の平成25年度山梨県イメージアップ大賞表彰式(山梨県)が1月14日、山梨学院広報スタジオで行われた。これは平成25年12月25日に、県政記者クラブと県関係者で構成する選考委員会で選考され、知事が表彰を決定したもの。表彰式には古屋忠彦校長、箱崎孝久監督、西山令主将、部員などが出席。横内正明知事から「日頃の練習の成果を遺憾なく発揮され、県勢初となる全国制覇の快挙は、県民に熱い感動と夢を与えるとともに山梨県のイメージアップに多大な貢献をされました」と、県産材のからまつを使用した特製の表彰状及び副賞の甲州水晶貴石細工の目録が男子駅伝部に授与された。代表して西山令主将が「私たちが生活の拠点としている山梨県から、このような名誉ある賞をいただき駅伝部一同嬉しく思います。これからも山梨県に貢献できるように、後輩は都大路を目指し、3年生の多く(都大路の3年生5人含む)は山梨学院大学に進学し箱根駅伝という高みを目指して頑張りたいです」と受賞のあいさつ。受賞後、関係者が知事と記念写真に収まり受賞を喜んだ。これで山梨県の大賞授与は14人、5団体の19となった。山梨学院関係者の大賞受賞は、第1号となった平成3年度の第68回箱根駅伝初優勝の「大学陸上競技部」(団体)を含め、今回で4人・3団体の7となった。


◇山梨県イメージアップ大賞は、平成3年度に県民のふるさと意識の高揚に資すること目的として創設。全国にスポーツ・芸術・文化・産業などあらゆる分野で県民に感動を与えるような活動をし、山梨県のイメージアップに貢献したと認められる個人または団体を表彰する。選考は県政記者クラブと県関係者で構成する選考委員会が行い、知事が表彰する制度。


◇男子第64回全国高校駅伝競走大会が12月22日、京都府の西京極陸上競技場を発着とする付設マラソンコース7区間42.195キロメートルで都道府県代表47校が参加して行われ、高校駅伝男子の日本一を競った。山梨学院は優勝を目指し、1区・上田健太が2位と好位置につける。2区・小林雄斗が8分10秒で歴代4番目で1年生では1番目という区間2位の快走。3区・河村知樹が留学生区間で区間8位のトップ差45秒と粘走。上田とWエースの4区・市谷龍太郎が30秒縮めるトップ差16秒の区間3位の激走。1年生の5区・熊谷尭之がトップ差30秒以内で踏ん張る区間11位の力走。6区・矢ノ倉弘がトップ世羅と3秒差また2位大牟田の古賀裕樹選手に13秒の差をつけ3位に浮上する区間2位の快走。アンカーの西山令主将が世羅・伊賀白鳳・大牟田との4校による競技場で激走の末、200メートルで仕掛け、100メートルで追随してくる大牟田を猛ダッシュを掛けて振り切り、両手を広げ両手の人差し指を立てて、有言実行のゴールテープを切った。
◇山梨学院高校男子駅伝部は平成9年創部で16年目。平成10年の第49回大会に初出場し、第58回大会まで10年連続出場。4年ぶりとなる平成23年の第62回大会24位、63回大会で県勢初の8位入賞、3年連続出場となる今大会64回(通算13回出場)で念願の県勢初優勝。この偉業は箱崎孝久監督・依田崇弘コーチ・上田誠仁総合顧問、西山令主将・河村知樹副主将・選手20名(部員22名=3年生11名、2年生2名、1年生9名)の全員で成し遂げ、山梨学院と山梨県に新たな歴史を築いた。
◇山梨学院関係者のイメージアップ大賞受賞は、今回で4人・3団体となった。過去の大賞受賞は、第1号となった平成3年度、第68回箱根駅伝初優勝の「大学陸上競技部」。平成12年度、シドニー夏期五輪200m背泳ぎ4位の「萩原智子」(水泳選手=大学生)。平成21年度、2009年度プロ野球最優秀新人及びゴールデングラブ賞受賞の「松本哲也」(プロ野球=高校OB)。同年度、第88回全国高等学校サッカー選手権大会優勝の「高校サッカー部」。平成24年度、「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞受賞の「辻村深月」(作家=高校OG)。同年度、ロンドン五輪女子100m平泳ぎで銅メダル・200m平泳ぎ銀メダル・400mメドレーリレー銅メダル、日本女子選手が同一五輪において3個のメダル3個獲得は史上初と快挙を成し遂げた「鈴木聡美」(水泳選手=大学生)が選ばれている。

文(H・K)、カメラ(平川大雪)
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