山梨学院パブリシティセンター
“シリーズ選抜に挑む”[ソフトボール部]
〜準優勝した昨年の大会同様に好成績を目指す〜
〜全国選抜に堂々の8年連続14回目の出場〜

春の全国高等学校選抜大会に山梨学院高校から出場するチームを紹介する“シリーズ選抜に挑む”第3回はソフトボール部を取り上げる。山梨学院高校ソフトボール部は昭和41年に創部、一時休部したが、昭和51年から高体連に復帰した。昨年まではインターハイベスト8が最高成績だったが、昨年の選抜大会で、エースで4番の小林咲嬉投手の力投を塩澤こころ主将(2人はともに山学大に進学)ら全ナインが鉄壁の守備で盛り立て、強豪校を次々に撃破、学校としてだけでなく、山梨県勢初の選抜準優勝を勝ち取った。今年のチームの目標は昨年を超える事。バッテリーを中心にしっかり守り、少ないチャンスで1点を奪い、接戦を勝ち上がって行く。チャレンジャー精神で、頂点を目指す。


高校ソフトボール部は、3月21(金)から24日(月)に三重県熊野市で開催される第32回全国高校女子ソフトボール選抜大会に8年連続14回目の出場をする。大会には県大会優勝の47校と開催地三重県準優勝校の48校が出場する。鹿児島で開催された昨年の大会で、学校としてだけでなく、山梨県勢としても史上初となる県勢最高成績の準優勝を成しとげた3年生が抜け、部員は2年生10人、1年生12人、マネージャー1人の計23人。昨年の経験者は主将と副主将の2人だけで、半数以上が1年生というチームに変わった。大会の組み合わせは、1回戦シードで22日の2回戦が初戦、愛媛代表の松山商と和歌山代表の笠田高の勝者と対戦する。投手は5人いるが主力は3人。木内美玖(1年)、小林咲嬉の妹小林李紗(2年)、左腕の飯島美咲子(2年)の3人の継投と捕手で4番の主将小笠原麻鈴のバッテリーを中心にしっかり守り、少ないチャンスで奪った1点を守り切り、接戦をものにして勝ち上がる。小笠原麻鈴主将は「去年決勝で負けて悔しい思いをしましたので、今年は去年の悔しさを晴らそうという思いで練習して来ました。目立った選手はいませんが、チーム全員が一つになれば力を出せると思います」と強い決意で頂点を目指している。2月の大雪の影響で、野球部やホッケー部と同様に約1か月間グラウンドでの練習が出来なかった。練習不足を少しでも解消させようと7日から9日まで清水市に遠征し実戦練習に取り組んで来た。取材に伺った11日は東北大震災が起きた日。午後2時46分には練習を中止し、選手全員がグラウンドで黙とうを捧げた。
スーパースターはいないチームだ。しかし、全員の心を一つにして、一人一人が自分の役割を一つ一つしっかりやりとげれば、全国で勝てるチームだ。22人の選手と佐藤優妃マネージャーの23人は、心を一つにして三重に向かう。
 
文・カメラ(M.I)2014.3.11
ソフトボール部練習アルバム

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