山梨学院パブリシティセンター
山学大学部横断型副専攻
〜スポーツアドミニストレーション活動報告会〜
〜インターンシップ・地域交流活動結果を報告〜

平成24年度からスタートした山梨学院大学学部横断型副専攻(Cross Major Program 略称CMP )のひとつ「スポーツアドミニストレーションプログラム」の実施内容を発表する活動報告会が3月12日、キャンパスセンター内シーズシアターで開催された。学部横断型副専攻は、法学部・現代ビジネス学部・経営情報学部の3学部の学生が、学部の枠を超えて横断的に学べるプログラムで、「スポーツアドミニストレーションプログラム」「観光・ホスピタリティプログラム」「国際教養プログラム」「アートマネジメントプログラム」の4つの学びのプログラムがある。この日は「スポーツアドミニストレーションプログラム」の今年度の活動について、インターンシップ、地域連携・地域交流、キャリア教育などの活動結果について、実践体験した学生代表が次々に報告を行った。


学部横断型副専攻は、企業や自治体と連携したインターンシップや諸外国への留学制度など、実践力を養う体験的な学びが多彩に設けられており、修得した単位は各学部の卒業単位に認定される。「スポーツアドミニストレーションプログラム」はスポーツにアプローチする関連科目(マネジメント・ビジネス・政策・情報学)について、地域社会、地域スポーツとの交流・連携体験を通じて学んで行くプログラム。報告会の冒頭で古屋光司CMP企画運営委員会委員長は「自らが所属する学部からの捉え方だけではなく、複数の視点で物事を見ることを身に付けてほしいという考え方から、多角的な考え方を身に付ける学びと、実社会での実戦的な学びという、二つの狙いを持った四つのプログラムを学部横断型副専攻という形で一昨年度からスタートさせました。社会が大学に求める人材を育成する場にしたいと考えています」と挨拶した。長倉富貴経営情報学部准教授の経過報告に続き、学生たちがインターンシップ活動、スポーツ活動を通じた地域貢献・地域交流事業、キャリア教育などについて、大型プロジェクターを使い、次々に実践体験を報告した。経営情報学科4年の山本裕依さんは、自身の卒業論文「日本におけるメディアイベントのスポーツマーケティング」を素材に、「参加したCMPスポーツ講演会、スポーツ観戦ツアー、ヴァンフォーレ甲府との運営企画などによって、自分の視野と可能性が広がりました」と4年間の学びと自身の心の成長を報告した。学生の報告を聞いた来賓の山梨県スポーツ健康課荻野昭彦課長補佐は「自分の勝利に向かうことだけとか、一人だけで指導するとか、自分の世界だけでスポーツの事を考えても、物事はうまく進まない。スポーツに関する多様な主体が連携協働しないと、活力とか明るさとか豊かさは生まれてこない。色々なところと連携協働して学ぶこの試みは、大変に意義深い試みだと思います」と感想を述べた。この報告会は当初2月に予定されたが、大雪の影響で3月に延び実施された。司会進行と運営は、副専攻プログラムに参加している学生によって進められ、大勢の学生とたくさんの教職員で立ち見が出る盛況となった。
 
文(M.T) カメラ(平川大雪) 2014.3.12
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