
学校法人山梨学院は4月1日、山梨学院メモリアルホールで平成26年度辞令交付式を行った。式には新採用者を含む幼稚園から大学院までの全教職員が出席し、平成26年度の運営方針などを確認。古屋忠彦理事長が、活力あふれる学園づくりを推進するための目標である『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱を改めて再確認するとともに、新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。また、大学院・大学各学部・短大・幼小中高の各所属長に辞令が交付され、新採用者や昇任・昇格者などの紹介が行われた。さらに、第7回「山梨学院理事長賞」の受賞者が発表された。今年度の受賞者は個人表彰2名、団体表彰1団体で日高昭夫大学副学長・法学部長、下田正二郎法学部教授・カレッジスポーツセンター長、高校男子駅伝部が受賞し、表彰楯などが贈られた。
平成26年度山梨学院辞令交付式は、午前10時より山梨学院メモリアルホールで法人に所属する幼稚園から大学院までの全教職員が出席し執り行われた。
古屋忠彦理事長が新年度の重点目標や各教育機関の重点推進事項を事例を挙げ解説・紹介し、全教職員で共有を図った。古屋学長は「未来は大胆な自己変革を通してこそ開かれます。自らの未来を展望する強固なビジョンを持って魅力あるプランを練り上げ、確実に進化を遂げていきたいと決意しています。全学が一丸となって将来構想を実現していくには、70周年事業を成功させることが大きな原動力になります。苦しさを克服する中でしか真の勝利は得られません。皆様の一致団結した熱く意欲的な取り組みを期待します」と述べ、式辞を結んだ。
【リンク:平成26年度運営方針】
辞令交付式後には、第7回「山梨学院理事長賞」の表彰式も行われた。「山梨学院理事長賞」は幼稚園から大学院までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動のいずれかで顕著な功績をあげ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度。平成26年度は個人部門で2個人、団体部門で1団体が受賞した。
<第7回「山梨学院理事長賞」受賞者>
日高昭夫大学副学長・法学部長
大学副学長、法学部長として教育研究並びに大学運営に卓越した指導力を発揮し、山学大の充実発展に尽くすとともに専門の学問領域を生かし学識経験者として地元山梨の発展に多大な貢献をしたことが評価された。日高副学長は受賞を喜ぶとともに、「山梨学院に来て23年目を迎えました。昨年からは副学長という職務をいただき、本学が抱えている様々な課題に教職員の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思っています。本日の受賞は教職員の皆様の様々なご支援があってこそだと思います。これからも様々な課題に皆様と一緒に果敢にチャレンジするという決意を改めてここでいたしました」と挨拶した。
下田正二郎法学部教授・カレッジスポーツセンター長
初代カレッジスポーツセンター長として長年にわたり大学スポーツの可能性に挑戦し、個性あふれるスポーツ文化を根付かせるとともにJOCや文部科学省などから数多くの顕彰を受けるなど学園の社会的評価の向上に多大な貢献をしたことが評価された。下田教授は「夢に向かっていくという姿勢、指導者がそれを思わないと学生の夢が実現することはできないと思います。オリンピックに出場するということは夢のまた夢ですが、夢を描いた指導者、信じる学生がいれば、保護者が思う以上に学生は成長すると思います。今の学生たちは、我々が思う以上に上を目指し、世界を見据えています。世界の山梨学院となるよう実現を目指して頑張っていきたいと思います」と指導者としての新たな決意を語った。
高校男子駅伝部(代表受賞・箱崎孝久部長)
山梨学院のシンボル的競技である駅伝チームとして第64回全国高校駅伝競走大会に山梨県代表として13回目の出場を果たすとともに全国優勝を成し遂げたことが評価された。男子駅伝部を代表し挨拶した箱崎部長は「今後も元気で爽やかに走り、応援の方々全てに感動を与えられるよう部員全員が心ひとつにし、一つでも上の高みを目指し、精進します。一度の優勝に満足することなくさらに躍進し、今年も感謝の気持ちを一本の襷に込めて都大路を駆け抜けたいと思います」と語り、今後の活躍を誓った。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2014.4.1
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