山梨学院パブリシティセンター
笛吹市と包括的連携協定締結
〜古屋忠彦山学大学長と倉嶋清次笛吹市長が調印〜
〜山梨県との連携に続き、市町村と初の連携協定〜

山梨学院大学と笛吹市は、活力ある個性的な地域社会の発展と大学における教育・研究の向上に寄与することを目的に、「笛吹市と山梨学院大学との包括的連携に関する協定」を締結させた。調印式が4月2日に山梨学院広報スタジオで行われ、古屋忠彦山梨学院大学長と倉嶋清次笛吹市長が協定書に署名した。協定の内容は、双方の有する資源を持ち寄るマッチングギフト方式により、多様な政策分野で連携し市民協働まちづくりの推進を図るというもの。具体的な連携事業として、すでに、「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」などがスタートしており、今後は、連携推進会議を設けて教育・生涯学習・健康づくり・スポーツ振興などの分野において活発に連携を進めることにしている。
山梨学院大は先月24日に、山梨学院短大とともに山梨県との間で包括的連携協定を結んだばかりで、笛吹市との協定は市町村自治体との初めての連携協定となる。大学の法学部・経営情報学部・現代ビジネス学部・健康栄養学部の4学部すべてが参画する。2日の調印式は大学キャンパス内山梨学院広報スタジオで行われ、最初に笛吹市の風間斉経営企画課長が経過説明を行った。山学大側からは日高昭夫副学長が協定の概要説明を行い、経営情報学部長倉富貴准教授が事例説明を行った。倉島市長と古屋学長が協定書にそれぞれ署名し連携がスタートした。連携事項の内容は、(1)市民協働のまちづくり及び市民参加の推進に関すること。(2)観光、情報及び農業等の地域産業の活性化に関すること。(3)教育・生涯学習、文化・スポーツの振興に関することなど、11項目の事項について相互に協力し連携することにしている。倉嶋清次市長は「山梨が、笛吹市が、未来に向かって進むために、その根っこの部分にある山梨学をしっかり勉強する必要がある。1+1が3にも4にも5にもなるように、今日を出発点にいろいろな連携に取り組んで行きたい」と挨拶した。古屋忠彦学長は「大学は国公立大・私立大を問わず反省期にあります。地域に還元できるハードやソフトが本当に有効に使われているか突きつけられています。形式ではなく、中身が問われる時代になったことを実感しています。笛吹市と山梨学院大学が、お互いの持っているものを出し合いながら、ふるさとのために何が出来るかを探り、地域に愛される大学として、地域とともに共生して行きたい」と述べた。山梨学院大と笛吹市は、連携推進会議を設け、様々な連携事業の展開を図って行くことにしている。
 
文(M.T)カメラ( 今村佳正)2014.4.2
 
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