山梨学院パブリシティセンター
春季関東高校野球山梨大会 3回戦
〜山梨高を6回コールドで下しベスト8に進出〜
〜フォーム改造の上原進が梨高打線を6回完封〜

第66回春季関東高校野球山梨県大会は4月27日、甲府・山日YBS球場と富士北麓球場で3回戦3試合と2回戦の残り2試合が行われた。13日の初戦で甲府城西高に9−5と打ち勝ち3回戦に進出した山梨学院高は、山日YBS球場第1試合で山梨高と対戦した。センバツ甲子園出場から一カ月が経過、第2戦のナインは、地に足をつけた自分たちの野球が出来た。投球フォームをサイドスローからオーバースローに変えた上原進がランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで6回まで完封、打線は3安打の1番金城義、レフトに入った6番山口大輔の3塁打、4番に座った富山将希の満塁走者一掃の3塁打などで10点を奪い、10−0(6回コールド)で山梨高に勝利しベスト8に進出した。


春季高校野球県大会3回戦≪山学高vs山梨高≫(4/27)山日YBS球場

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
合計
山梨高
0
0
0
0
0
0

-

-
-
0
山梨学院高
1
0
2
0
4
-
-
-

10

(6回コールド)
山学バッテリー 上原―加々美→笠原、  
3塁打 山口・富山、2塁打 金城
安打数 山学13、山梨2、失策 山学1 山梨1、

甲府城西との初戦は、先発し左腕山口大輔(3年)が制球に苦しむなど硬さも見られたが、この日背番号1で登板した右腕上原進(3年)は、フォーム改造したオーバーハンドから投げ込み、4回表の満塁のピンチをスライダーで切りぬけるなど、ランナーを出しながらも連打は許さず、守備陣も1失策したがピンチで守り切った。打線は、送るべきところはしっかりバンド、走るべきところはしっかり走る自分たちの野球で危なげない戦いをした。1回裏に切り込み隊長の俊足金城義(3年)が中前打で判断良く2塁を奪い、2番渡邉拓夢(3年)の送りバンドを梨高のエース山崎祐汰(3年)が誰もいない3塁に悪送球して1点を奪い、3回裏には新人ながらセカンド起用の9番瀧澤虎太朗(1年)の右前打をきっかけに犠飛、適時打で2点。5回裏には山口大輔の3塁打などで4点。6回裏には一死満塁から4番先発起用の富山将希(3年)の中越え適時三塁打で10点差としてコールド勝ち、ベスト8進出を決めた。
 
今大会は試合ごとのメンバー登録が可能、山学ベンチは調子の良い選手の登録や、選手の起用の仕方などについて夏の大会を見据えて戦うことにしている。吉田洸二監督は「うちはどっちがエースか分からない、上原に誇りを持ってもらうために1番の背番号にした。富山の4番は山梨高の投手に合っていると考えての起用、打順は相手投手によるので毎試合替えるつもり」と試合後語った。
 
次戦はベスト8戦、5月3日(土)山日YBS球場午前8時30分試合開始で、都留高と準決勝進出をかけて対戦する。
 
文(M.T) カメラ(平川大雪)2014.4.27
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