山梨学院パブリシティセンター
山梨県高校総体 2日目
〜陸上男女揃って3連覇達成、ソフト8連覇達成〜
〜空手団体形男女優勝、陸上望月愛美3連覇3冠〜

第66回山梨県高等学校総合体育大会春季大会2日目、山梨学院高は2日目も各競技で大健闘した。陸上競技はトラック・フィールド・長距離勢ともに力を発揮し男女ともに3年連続となるアベック優勝を成しとげた。女子ソフトボールは8年連続19回目の優勝。空手は団体形男女ともに優勝し男子総合優勝・女子総合準優勝。水泳は2日目も好成績続出で女子総合優勝・男子準優勝。ホッケー優勝、ゴルフ優勝など各競技で素晴らしい団体成績をあげた。個人種目では、陸上の望月愛美がやり投げ3連覇を達成させただけでなく100mハードルでも7種競技でも優勝し3連覇3冠という超鉄人ぶりを発揮した。テニス女子ダブルスでは樋口みなみ・大澤綾乃組が2連覇達成。陸上男子5000mで小林雄斗 が1500mと合わせ2冠を獲得するなど、山梨学院高のアスリートは各競技で大いに活躍し、大いに躍動した。


≪ソフトボール≫
女子ソフトボールは、甲斐市・釜無川スポーツ公園で準決勝・決勝が行われた。山梨学院高は午前9時からの準決勝で笛吹高を10−0(4回コールド)と圧倒し決勝に進出した。試合会場にはチアリーダー部28人と吹奏楽部72人が朝一番から駆け付け、ボンボンを手に踊りと演奏で選手にエールを贈り続けた。決勝の対戦相手は長年の好敵手塩山高、ライバル対決は緊迫した試合になった。山学は1回裏に先頭の宮坂佑季(2年)がセンターオーバー2塁打で出塁し送りバンドで3塁に進んだ。3番小林亜美(3年)はタイミングをずらせて打ち、セカンド前のゴロ、1塁送球の間に俊足の宮内がホームをつき1点を先制した。そして、この1点がこの試合唯一の得点となった。完投した木内美玖(2年) が速球とチェンジアップを高く低く投げ分け、塩山打線を零封、最後の打者をライトフライに打ち取り勝利、見事に8連覇を達成させた。小笠原麻鈴主将は「課題が残る内容で、満足できる結果ではありませんでした。反省を生かし、インハイ予選で優勝してインターハイに行けるようしっかり練習します」と反省の言葉を口にした。試合後、選手たちは応援してくれたチアリーダー部・吹奏楽部の部員全員と一緒に記念撮影し優勝の喜びを分かち合った。

≪空手道≫
空手は前日の個人形で、男子村田望留(3年)2連覇、女子荒井日花里(3年)初優勝したのに続き、2日目の団体戦でも大健闘した。男子団体形(舟久保・村田・堀内)優勝女子団体形(日向・荒井・大森)優勝となり団体形はアベック優勝、組手も健闘し男女揃って準優勝を獲得した。村田望留選手は「団体形は満足のいく演技ではありませんでした。関東大会に向けてコンディションを整え、当日に最高の状態に持って行くようにしたい」と上を目指している。

≪陸上≫
やり投げの望月愛美(3年)が1回目の投てきで38m95cmを投げ1年の時からの連勝を3連勝に伸ばしただけでなく、7種競技と100mハードルでも優勝し3冠を獲得した。右腕の肘のテーピングに「タフにいこう〜ぜ、大会新」と書き込んで2日間投げて走って跳んだ望月愛美選手は「甲府南中時代はハードルメインでやっていました。3連覇は嬉しいけど、やり投げは大会新を狙っていたので悔しい」と語った。男子やり投げの青沼李軌(3年)は円盤投げとの2冠を獲得。男子5000mの小林雄斗(2年)は1500mとの2冠、熊谷尭之(2年)が2位入った。女子3000mは斉藤暁(3年)が優勝、畠山実弓(3年)2位となった。女子800mは畠山美穂(2年)優勝、川岡風月(2年)2位。3000mscは太田裕也(2年)優勝、関川大悟(2年)2位となった。この他、女子4×400mリレー(近藤・丸山・藤巻・田中)が大健闘の2位となった。陸上はこの日が最終日、男女ともに山学が3年連続総合優勝を成しとげた。

≪テニス≫
前日の団体戦で10年ぶりの男女アベック優勝を果たしたテニスは、個人戦でも大健闘している。女子ダブルス決勝は山学勢同士の決勝となり樋口みなみ・大澤綾乃組が優勝、伊丹日奈子・山下友菜組が準優勝となった。男子は望月創達・渡辺大良組が準優勝した。シングルスの準決勝・決勝は最終日に行われる。

この他、水泳は2日目も好成績続出で女子総合優勝・男子準優勝となった。ホッケー優勝、ゴルフ優勝など、チーム山梨学院は各競技で大いに躍動した。

文(M,T)カメラ(平川大雪・藤原 稔・小池裕太)2014.5.8
| アルバムソフトボール | アルバム空手道 | アルバム陸上 | アルバムテニス他 |

Copyright (C) 2014 YGUPC. All Rights Reserved.