学生レスリング界最高峰のリーグ戦「東京都知事杯平成26年度東日本学生レスリングリーグ戦」が5月27日、東京駒沢育館を舞台に始まった、29日までの3日間開催される。国際レスリング連盟の階級変更に伴い、今年度から新階級の57s級・61kg級・65kg級・70kg級・74kg級・86kg級・125kg級のフリー7階級で各校の代表が勝敗を競う。また、この大会から1部の16校はA、B、C、Dの4グループ(各グループ4校)に分かれて予選リーグ戦を行い、各グループ1位校による1位〜4位決定リーグ、2位校による5位〜8位決定リーグなどを行い、1位から最下位までの順位が明確に決定される試合方式に変わった。前年度優勝校でAグループの山学大は、初日の予選リーグで東京農大・青学大・専修大の3校をいずれも大差で下し3連勝、Aグループ1位となり明日からの1位〜4位決定リーグ戦に進んだ。
昨年の山学大は、平成20年以来となる5年ぶり4度目の優勝を獲得、今年は前年度優勝チームとして大会2連覇を目指している。出場メンバーにけが人はなく、万全の状態で初日の戦いに入った。
予選リーグ第1戦 ≪山学大vs東京農大≫ (5/27)於 東京・駒沢体育館
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57kg |
61kg |
65kg |
70kg |
74kg |
86kg |
125kg |
山学大 |
高橋 |
小柳 |
初見 |
木下 |
本村 |
亀山 |
松野 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
不戦勝 |
不戦勝 |
○ |
東京農大 |
小島 |
川島 |
中村 |
清広 |
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西山 |
山学大7勝0敗勝利
大会初日第1試合の布陣は、57s級は実力ナンバー1の高橋侑希(3年 いなべ総合)、61k級は期待の新人小柳和也(1年 韮崎工)、65kg級初見智徳(2年 関宿)、70kg級は66kg級高校三冠王の新人木下貴輪(1年 鹿屋中央)、74kg級本村匠(2年 浦添工)、86kg級亀山晃寛(4年 大泉)、125kg級松野裕也(4年 霞ヶ浦)で臨み、不戦勝も含め7勝0敗で勝利した。
予選リーグ第2戦 ≪山学大vs青学大≫ (5/27)於 東京・駒沢体育館
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57kg |
61kg |
65kg |
70kg |
74kg |
86kg |
125kg |
山学大 |
朝比奈 |
高橋 |
鴨居 |
木下 |
本村 |
亀山 |
アレッグ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
青学大 |
難波 |
金沢 |
境 |
松田 |
澤田 |
山原 |
金子 |
山学大7勝0敗勝利
第2試合のメンバーは57kg級朝比奈健人(4年 霞ヶ浦)、61s級は高橋侑希が1階級上げて出場、65kg級も主将の鴨居正和(4年 香川中央)が1階級上げて出場、70級・74kg級・86kg級は第1試合と同じ木下・本村・亀山で臨み、125kg級はカザフスタンからの留学生不沈戦艦ボルチン・アレッグ(2年 カザフスタン)が登場、7勝0敗で完勝した。
予選リーグ第3戦 ≪山学大vs専修大≫ (5/27)於 東京・駒沢体育館
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57kg |
61kg |
65kg |
70kg |
74kg |
86kg |
125kg |
山学大 |
朝比奈 |
高橋 |
鴨居 |
木下 |
本村 |
亀山 |
アレッグ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
● |
○ |
○ |
専修大 |
柏田 |
荻原 |
原田 |
桑原 |
木村 |
与那覇 |
谷藤 |
山学大6勝1敗勝利
第3戦の専修大戦は、第2戦の青学大戦と同じメンバーで臨んだ。朝比奈はポイント7−2、高橋は10−0の大差、鴨居も10−0の大差、木下は17−10、本村は4−14敗退、亀山フォール勝ち、アレッグ10−0大差で勝利した。
1日目の結果、各グループの1位校は、Aグループ山学大、Bグループ日体大、Cグループ日大、Dグループ国士舘大が1位校となった。大会2日目の28日は、山学大は午前11時30分からDグループ1位の国士舘大、午後3時30分からCグループ1位の日大と対戦する。
文(M.T) カメラ(平川大雪)2014.5.27
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