山梨学院パブリシティセンター
イギリスの大学と学術交流協定
〜スコットランドの国立スターリング大学と協定締結〜
〜古屋忠彦学長とゲリー・マコーマック学長が署名〜

山梨学院大学とイギリス・スコットランドの国立大学スターリング大学との間で学術交流協定が結ばれた。スターリング大学のゲリー・マコーマック(Gerry McCormac)学長が5月30日に本学を表敬訪問し調印式が行われた。スターリング大学は人文科学・社会科学・スポーツ教育などの分野に19学部を擁する世界的に著名な大学。また、スコットランド政府から「スコットランドで最も優れたスポーツ環境の整った学校」と評価され、多数のアスリートを輩出している大学でもある。ともに地方都市を拠点にし、スポーツの振興やリベラルアーツに力を入れていることなどから交流協定が実現した。山梨学院大はアメリカやアジア各国とは多くの大学と姉妹校提携・学術交流協定を結んでいるが、ヨーロッパの大学との提携は少なく、イギリスの大学との協定締結は今回が初めてとなる。


調印式は山梨学院大学広報スタジオで行われ、スターリング大学からGerry McCormac学長、Kerry Bryson渉外部長ら、山梨学院大学からは古屋忠彦学長、古屋光司学長補佐らが出席。原百年教授・国際交流センター長の司会進行、松舞蜑教務課主事の同時通訳で進められた。本学のマイケル・ラクトリン教授が提携経過と協定概要の説明を行い、古屋忠彦学長とゲリー・マコーマック学長が協定書にサインし協定が締結された。挨拶した古屋忠彦学長は「スターリング大学はスコットランドを代表する名門大学と聞いております。山梨学院大学はまもなく70周年を迎えます。文武両道に励んでいる関係者の努力がきっと実り、日本の私立大学の中でも名誉ある地位を占められるようになると私は確信しております。私たちの熱い思いがスコットランドに届くように、また、スコットランドの学生諸君が山梨学院大学に留学出来るように、相互にメリットのある交流プログラムを開発できるよう期待したい」と述べた。また、ゲリー・マコーマック学長は「山梨学院大学のキャンパスを見学させて頂き、非常にスポーツに力を入れていることを実感しました。また、カレッジスポーツに力を入れるだけでなく、リベラルアーツに力を入れていくお考えであることを伺いました。スターリング大学でも授業を行っている科目の7割はリベラルアーツで、スターリング大学においても山梨学院大学と同様にスポーツとリベラルアーツは車の両輪です。山梨学院大学の学生・教職員と、私どもの学生・教職員が相互に交流できることを今から楽しみにしています」と述べた。

スターリング大学は、スコットランドのほぼ真ん中、かつてのスコットランド王国の首都スターリング・シティにあり、広大なキャンパス内には湖もある「世界で最も美しいキャンパス」と形容される景観を持つ。80以上の国からの留学生が在校し、5人に1人は留学生という留学生の多い大学でもある。山梨学院大学は協定を契機に、双方の学生の留学を積極的に支援して行くことにしている。

文(M.T)カメラ(平川大雪)2014.5.30
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