山梨学院パブリシティセンター
山梨学院高校芙蓉祭
〜57回目のテーマは「一人ひとりの熱化合」〜
〜今年から高校単独開催、中学は9月開催に〜

山梨学院高校の学園祭「第57回芙蓉祭」が6月12・13の両日に開催された。昨年までは山梨学院中学・高校合同の学園祭として実施されてきたが、今年からそれぞれの単独開催に改められた。中学は9月に実施されるオータムプロジェクトの最終日に「輝学祭」として実施される。今年の芙蓉祭テーマは「一人ひとりの熱化合〜可能性は無限大〜」、新しいものを生み出すという意味で化学反応がコンセプト。校門には化学実験をイメージした入場門アーチが設けられ、前庭には高校駅伝全国制覇をモチーフにした生徒全員制作のモザイク画と美術部全員制作の栄光のゴールシーンが掲げられた。初日の12日は大学キャンパス内古屋記念堂を会場にして、文化ステージやクラス発表が行われ、2日目の13日は高校前庭に模擬店が立ち並び、体育館でグループごとのパフォーマンスが演じられたほ か、バザーや茶道部の呈茶などの催しが多彩に繰り広げられた。


2年前までは「学院祭」の名称で学園祭が開催されてきたが、山梨学院の創立70周年を目前に控え、昨年度に新時代の幕開けに相応しい名称が校内募集で募られ、校歌の中で「芙蓉の峰を仰ぎ見て・・」と歌われ、酒折山の麓から富士山を望む山梨学院に最も相応しいと「芙蓉祭」が採用された。

1日目は、大学キャンパス内の古屋記念堂を会場にして文化ステージが開催された。吹奏楽部・チアリーダー部・新体操部・新任教員のパフォーマンス、高1クラス発表と仮装コンテスト、甲州弁の語り部五緒川津平太さんの講演会が行なわれた。2日目は、高2・高3クラス企画が教室会場で行われ、前庭には部活やPTAによる模擬店がオープンした。毎年大人気の保護者提供の不用品を低価格で販売するバザーは、一度に入ると混乱するため入場時間制限制で実施された。暗幕でエキストラステージに変わった体育館では、有志によるカラオケ・ダンス・バンド演奏が次々に披露され、出演した生徒と観客の生徒が一体となって盛り上がり、若さを思い切り爆発させていた。R館夢見庵では、浴衣姿の茶道 部員による呈茶が行なわれるなど、学園はどこも明るい笑いに包まれた。芙蓉祭実行委員会委員長を務めた3年3組の大木健太郎君は「一人ひとりの熱化合という言葉には、みんなの情熱をみんなで一つに合わせ、みんなで一つの作品にしようという思いが込められました。年に一度の“お祭り”、企画段階からみんなに楽しんでもらうことを一番の先決にしてきたので、色々なところで笑顔がキラキラ輝くのが見えて幸せな気持ちになりました」と2日間を振り返った。尚、昨年までは3日目に行っていた川田『未来の森』陸上競技場での体育祭は、今年度から秋に開催されることになった。

文(M.T)カメラ(藤原 稔)2014.6.13
準備風景アルバム  芙蓉祭アルバム1 芙蓉祭アルバム2

Copyright (C) 2014 YGUPC. All Rights Reserved.